【主題】
流通・商業・マーケティングについての研究をとおして、社会で必要とされる「当たり前を問う姿勢・視点」や「思考力」、「自分で問題を発見し解決する能力」を育成します。
【指導方針概要】
≪≪演習では、基本的に次の2点を主な内容とする≫≫
1、流通・商業・マーケティングにかかわる問題について研究する。
2、主題にもあるように、専門分野をとおして普段「当たり前」だと思っているようなことを、あらためて問う姿勢や視点の育成を目指す。
≪常識を疑う視点≫
例えば商業は私たちの生活に、ごく当たり前に存在している。皆さんは「なぜ商業が存在しているのか?」といったような疑問を持ったことがあるだろうか?その理由をあらためて問われると、答えることは意外に難しいのではないだろうか。
つまり、単にその存在を知っていることと、それが「なぜ存在しているのか」という本当の意味での「理解」とは、まったく別だということだ。私たちの周りには、実はこのようなことが多い。「理解する・わかる」ということは、このような視点をもって考えることから始まる。
したがって重要なことは、あらためて「なぜ?」と考える姿勢や視点をもつことである。別の言い方をすると「常識を疑う」視点の育成ということもできる。こういったことが演習のネライでもある。
≪流通・商業における現在の概況≫
日本の流通は大きなうねりの中にあり、それは非常に多くの領域がある。
そこで、演習ではこれらの問題をなるべく広く扱っていきたいと思う。前半は基礎文献を読み、そこから関心領域を広げていく。そして参考教材として経済雑誌の『日経ビジネス』なども活用する。最終的には4年次に行なう各自の卒業論文へとつなげていきたい。
≪1次募集について≫※【必須】
●ゼミ希望者は、CCSでの申込みの「自己PR」欄に面接希望日を記入するようにしてください。
●気になることやわからないことがあれば気軽にCCS相談や研究室(818室)を訪ねてください。
≪2次募集について≫
●定員枠があれば2次募集をする。相談等は研究室(818室)を訪ねてください。
≪昨年度実施内容≫
●「名古屋マーケティング・インカレ」の参加
※他大学(愛知大・愛学大・愛知淑徳大・名城大など)の流通・マーケティング専攻ゼミとの交流、研究発表大会
●「日経ビジネス杯(商学部ゼミ対抗研究発表大会)」の開催・参加
※商学部内の他ゼミとの研究発表大会の開催
●金山商店街との商品開発の取り組み
※商店街の活性化を目指して、実際に商品を開発し販売する
●「健康経営」ピッチコンペティションへの参加
※企業の提示した「健康経営」についての課題を解決するための提案する研究発表大会
●夏休みにはゼミ合宿を実施
●ゼミコンパはコロナの状況によって変わります(新歓花見・ハロウィンゼミ・学期末打上げ・忘年会・合宿打上げetc.)
●その他の常識にとらわれないイベント企画の積極性を期待しています
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | ゼミ生の関心をみて決めますが、ゼミの前半は「調査方法」や基礎理論について学びます。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
●ゼミ希望者は、CCSで加入申請の際に【自己PR】欄に面接希望日を記入するようにしてください。
≪積極的な姿勢-「ゼミこそ大学」「よく遊び、よく学べ」-≫
ゼミは講義と違い、学生の主体的な参加が必須となっている。したがって、このゼミを希望する学生には積極的な取り組みが求められる。
しかし、ゼミは単に勉強するだけではない。ゼミコンパや合宿など行事への積極的な参加が求められる。勉強するときはとことん頑張り、遊ぶときはとことん楽しむ。そのようなことに【本気】で取組むゼミを目指している。
このゼミを希望する学生は、以上のことをしっかりとふまえておくことが必要である。やる気のある、活気あるゼミを目指したい。
特にこのゼミでは3,4年生の協働が重要になる。同学年のヨコのつながりだけでなく、先輩・後輩のタテのつながりも学んで欲しい。このことは将来に必ず役立つ。