名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限現代社会演習1通年名古屋 43玉川 貴子GD3101
5限現代社会演習1通年名古屋 43玉川 貴子GD3101

【授業情報】

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主題

研究テーマの設定と研究報告書の執筆



指導方針概要

現代社会演習1では、研究報告書の執筆、現代社会フォーラム(秋学期開催)への参加が義務付けられています。

まず、3年の春学期では、各自研究報告書のテーマについて検討します(場合によっては、グループで現代社会について考える議論を実施)。同時に、研究報告書で6000字以上書くためのスキルを修得してもらいます。この研究報告書が書ければ、4年の卒業論文はそれを発展させる形で執筆することができるでしょう。
たとえば、報告書に必要な形式(テーマ設定、調査、分析、参考文献や引用注ルール)、そして発表の仕方などを体得してもらいます。
なお、指導教員は死の社会学(死別体験者の感情、死と金銭の関係によって発生する諸問題等)が専門ですが、できるだけ学生の関心・テーマを尊重したいと思います。なお、4年生でテーマを変更することはできませんので、3年次では、4年生でも引き続き取り組むことのできるテーマを選択してください。

3年秋学期では、研究報告書のアイディア、調べた内容などをパワーポイントで発表してもらいます。その場合、自分の発表だけにかまけるのではなく、他人の発表を聞き、それに対するアドバイス等もできるようにしてもらいたいと思います。それには、学生同士が議論し、また時には協力しあうことも求められます。各自で執筆していても、ゼミ全体で報告書や論文を検討するわけですから、ゼミ生としての協力的・積極的な対応が求められます。

ゼミ内でどんな役割を果たすことが望ましいのか、また自分達だけのルールやメリットを押し付けるのではなくどのようにすればお互いが協同できるのか、助け合えるのかを認識しなければなりません。ゼミ内での役割を自覚し、人と模索しながら協同ルールをつくりあげていくことは、必ず将来に役立ちますし、就職活動にも結びつきます。
4年演習では、研究報告書を発展させ、卒業論文の執筆をしてもらいますので、研究報告書でその基盤をしっかりと作ってもらいます。

成績は、毎回の出席はもちろん、授業内での発表、議論への参加、研究報告書の内容、報告書への取り組む姿勢で総合的に評価します。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト適宜、指示します
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

・協調性があり、積極的に取り組むことができること。なお、ゼミでは、グループで意見を出し合う機会がありますが、「自分たちにメリットがあることを要求すること=積極的に意見を出すこと」ではありません。そこをはき違えた場合、注意することがあります。

・先行研究を読みこなせること

・教員からの研究報告書などで指導や修正を指示された場合は、必ず修正し、きちんと提出期限を守ってください。提出期限を守らない場合、単位修得できないこともあります。