名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限専門基礎演習通年名古屋 42川村 隆子GD2101
2限専門基礎演習通年名古屋 42川村 隆子GD2101

【授業情報】

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主題

身体障害者補助犬にまつわる、さまざまな現代社会における問題や動物の役割について研究する。

動物は私たちの生活において、様々な場面で活躍してくれています。
例えば、ペットは私たちの心を和ませてくたり、生活の伴侶となることもあります。
また、警察犬や麻薬探知犬などは人間では限界である嗅覚を用いて国民の安全・安心を守り、私たちの生活を支えてくれています。
そのような動物の中に、「身体障害者補助犬」と呼ばれる動物(犬)がいます。
身体障害者補助犬は盲導犬、聴導犬、介助犬のことを指し、障害者の生活に大きな役割を担っています。
その一方で、社会が補助犬と共生していくには多くの問題があります。

このゼミ(専門基礎演習)では、やさしい街づくりの一環として身体障害者補助犬とその社会との共生について研究していきます。

動物の嫌いな人も、好きな人も、このテーマに興味があれば、誰でもゼミに参加できます。



指導方針概要

身体障害者補助犬をはじめ、現代社会に共生する動物について理解と知識を深めるため、
1、身体障害者補助犬について学び、それらに関わる問題を探究します。
2、動物が関わる現代社会の問題点を発見し、それらについて考察し、解決のための提案を考えます。
3、名古屋市や大学周辺地域(熱田区)、大学内において、補助犬を誰もが安心して受け入れられる、やさしい街づくり、環境づくりをするための提案を考えます。

フィールドワークとして、学外の補助犬訓練センターや動物について学べる施設、社会との共生を考える場所などを、毎年ゼミ決めて訪問し、調査・研究しています。
(フィールドワーク実績)
2018年度 岡崎市東公園動物園
2019年度 中部盲導犬協会(名古屋市)、日本介助犬総合訓練センター シンシアの丘(長久手市)
2020年度 日本介助犬総合訓練センター シンシアの丘(長久手市)
2021年度 伊勢神宮 鳥羽水族館(三重県)
2022年度 中部盲導犬協会(名古屋市)、日本補助犬協会(横浜市)
2023年度 中部盲導犬協会(名古屋市),日本介助犬総合訓練センター シンシアの丘(長久手市:予定)

有意義な演習にするためには、皆さんの活発な活動や議論が大切です。
このゼミでは、身体障害者補助犬はもちろん、犬や動物に興味がある人やテーマに興味のある人で、積極的に議論に参加し
「考えや意見を持つことができる人」、または「やってみようと思う人」をゼミではお待ちしてます。

演習では、座学だけでなく、補助犬の訓練施設の視察や街歩きや街の偵察を交えて、補助犬に対する正しい知識と理解を深め、誰もが安心して補助犬とともに社会生活が送れる環境・街づくりを提案してみたいと思います。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト-テキストは、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

「やる気」があれば、誰でも参加できますが、下記の内容は厳守願います。
・ 動物に興味がある方もそうでない方も、上記のゼミの研究をやってみたいと意欲のある人。
・ 責任をもってゼミに参加できる人。(無断欠席厳禁です)
・ ゼミ活動や現代社会学部のイベントに積極的に参加できる人、または、やってみたい人