【主題】
経済人類学（1）―自然環境から形成される歴史と生活
地域の自然、地形、歴史から現代産業と文化の成り立ちを考える演習です。
【指導方針概要】
熱田地区の自然環境と歴史を学ぶことによって、この地域の問題を考える。
熱田の歴史を古墳時代、江戸時代、明治以降にわけて学びながら、空間的なつながりを考える。近世、近代において材木の集散地であった熱田から、日本における森林と人間の暮らしの関係を研究する。
人類学、社会学の基礎的な文献をゼミ生で分担して読むこと（文献紹介）で、統計資料の読み取り方、文章の読解力および知識を身につける。また、スピーチやプレゼンを繰り返し行うことで、論理的で明快な発表ができることを目指す。
なお、本演習は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目の中の≪演習科目≫に該当し、専門的な知識を身につけて研究主題を選び、調査・研究し、文献を読み取り、報告書を書き上げる総合的な能力を身につけることを重視している。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| テキスト | そのつど指定する。 |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【学生に対する希望事項】
いろいろなことに興味を持ち、自分でテーマや問題を見つけて積極的に取り組んでいこうとする学生を希望する。演習は、講義のように受け身で知識を習得する場ではなく、自分自身で考え、主体的に行動して、テーマに関する資料を集める。また、自分の意見を述べ、学生どうしでの意見交換や討論を行う。
ゼミへの参加態度が無気力な学生、無断欠席がつづく学生は失格にする。