名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
集中 会社法2集秋名古屋 23戸川 成弘LG3315

【授業情報】

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講義概要

 会社法2は、会社法1とあわせて、会社法全体の内容を概説する科目である(会社法1が前半部分、会社法2が後半部分に当たる。)。本講義は、会社法の内容のうち、「株式会社の機関(株主総会・取締役会・代表取締役)」「取締役と会社との関係」、「取締役の責任」、「株主代表訴訟」、「株式会社の資金調達」、「株式会社の監査制度等」について概説する。
 「会社の機関(株主総会・取締役会・代表取締役)」においては、株主総会・取締役会・代表取締役の制度の概要について説明する。「取締役と会社との関係」においては、取締役の義務・競業取引規制・利益相反取引規制について説明する。「取締役の責任」においては、取締役の会社に対する責任および第三者に対する責任について説明する。「株主代表訴訟」においては、株主代表訴訟制度の概要について説明する。「株式会社の資金調達」においては、株式会社の資金調達方法と募集株式の発行に関する法的問題について説明する。「株式会社の監査制度等」においては、監査制度の概要および監査役・会計監査人・会計参与について説明する。
 なお、本講義は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目の中の商事法科目に該当し、ディプロマ・ポリシーに掲げられている法的知識の獲得を重視している。




【学習到達目標】

・株主総会・取締役会・代表取締役の制度の概要について説明できるようになる。
・取締役と会社との関係に関する法的規制について説明できるようになる。
・取締役の会社および第三者に対する責任について説明できるようになる。
・株主代表訴訟の制度の概要について説明できるようになる。
・募集株式の発行を中心とする株式会社の資金調達制度について説明できるようになる。
・株式会社の監査制度等について説明できるようになる。



履修上の注意

 授業の際には、必ず教科書と六法とレジュメ(CCSの教材BOXに掲載したもの)を用意すること。



【事前準備学習】

 「会社法1」の授業を履修し勉強していることが望ましい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『基礎から学べる会社法(第5版)』 近藤・志谷・石田・釜田 弘文堂 2021年
参考書『商法判例集(第8版)』 山下友信・神田秀樹編 有斐閣 2020年
『商法判例集(第9版)』 山下友信・神田秀樹編 有斐閣 2023年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

平常点(CCSのMinutePaperに問題を出題し、解答を書き込んでもらう)30%
授業内試験70%




【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
11: 株式会社の機関設計・株主総会の権限と招集手続
22: 株主総会における議決権行使と決議方法
33: 株主総会の瑕疵と各種の訴えの制度
44: 取締役、取締役会の権限
55: 取締役会決議に関する法的問題
66: 代表取締役
77: 取締役の義務・競業取引
88: 取締役の利益相反取引
99: 取締役の報酬
1010: 取締役の会社に対する責任
1111: 取締役の第三者に対する責任
1212: 株主代表訴訟
1313: 株式会社の資金調達方法と募集株式の発行の手続
1414: 募集株式の発行に関する法的問題
1515: 監査制度等―監査役・会計監査人・会計参与
1616: 定期試験期間