【講義概要】
計算機システムやネットワークを安全に利用するための基礎的な概念・知識を説明し、基本的な情報リテラシー能力の育成を目的とする。今後の学習・研究における書類作成、文献調査のためにソフトウェア使用・情報活用できるようにコンピュータシステムの基本操作・共通ソフトウェアの基本機能などを習得する。また、初歩的な技術者養成のため、「プログラミング」の受講に必要な予備知識として、プログラミング用言語と環境の基礎を学ぶ。
この科目はカリキュラムポリシーの知識・技能の分野で3) 情報収集・分析力、論理的思考力等の技能を身に付けている、を目標としている。そして思考力・判断力・表現力の分野で、1) 実社会で生起する様々な課題を正確に理解し、それぞれの学問領域に即して解決策を考えること、主体性・多様性・協働性の分野で、2) 学修成果を活用し、他者と協働して問題解決に向けて行動すること、に関連する。
【学習到達目標】
コンピュータの仕組みを理解する上で、インターネット環境における情報倫理に関して基本的な知識を学習し、基礎的なデータ処理・情報検索能力を身に付けることを目標とする。また各種のソフトウェアやツールの使用・利用方法を練習し、PCを用いて文章やスライドなどの資料が作成でき、簡単なプログラミングの手順を理解できるようになることを目標とする。
【履修上の注意】
この授業は、対面(面接)授業で実施する。非対面授業はTeamsを使用して実施する。
講義資料の共有、課題の提出はTeamsを使用する。
事前にパソコン、タブレット、スマートフォンにTeamsアプリをインストールしておくこと。
【事前準備学習】
この講義では毎回、講義内容に沿った課題を提示する。受講生は、各自で課題に取り組むこと(必要時間:3時間)。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『情報科学概論』 田中琢真 学術図書 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
期末定期試験:70%、平常点(課題、学習態度):30%とする。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション | |
2 | コンピュータの進歩と社会 | |
3 | ガイダンス・情報科学の領域 | |
4 | コンピュータの基本構成 | |
5 | ハードウェアとソフトウェア | |
6 | 数の表現 | |
7 | 情報の表現 | |
8 | アルゴリズム | |
9 | プログラミング言語とプログラムの設計 | |
10 | プログラムによる自動化 | |
11 | オペレーティングシステム | |
12 | データベース | |
13 | ネットワーク | |
14 | 情報倫理 | |
15 | シミュレーション・最適化手法 | |
16 | 定期試験 | |