【講義概要】
誰でも手軽に実施できる有酸素運動としてのウォーキングやジョギングを専門的な実習を通して体験し、体力増進、体力管理に有用な健康づくりの方法を理解する。ウォーキングなどを強度を設定する方法には,「腕を大きく振る」,「足を大きく開く」,「アップダウンのあるコースを選択する」,「手にペットボトルを持つ」などがある.これらいずれも授業を通して体験し,ウォーキング時の強度設定方法を体得する.
ウォーキングの前後には,準備運動や整理運動が必要だが,その際に実施されるストレッチングをいろいろな方法でできるようになる。
この授業は、本学のディプロマ・ポリシーのうち以下の能力を養うことを主な目的としています。
【知識・技能】
・健康や体力の維持向上に対する運動の効果について理解し、その機序を説明することができる。
・主要な運動種目の基礎的技能を発揮することができる。
【思考力・判断力・表現力】
・運動や健康に関する教育・指導に関して、実施の対象や諸条件に合わせて適宜企画し、実践の場面で臨機応変に改変し対
応することができる。
【主体性・多様性・協働性】
・課題解決に対して常に積極的に周囲と協力して取り組む態度を身につけている。
・教育・指導の場面においては参加者(受講者など)の立場を考慮することができる。
【学習到達目標】
1.ウォーキングに関する基本的な知識を理解し、説明できるようになる
2.ウォーキングの実施における留意点について説明できるようになる
3.安全なウォーキングができるようになる
4.ジョギング及びウォーキングの実施計画を立案し、実践できるようになる
5.ストレッチングを理解し,模範を示すことができるようになる
【履修上の注意】
・運動に適した服装と靴を準備すること
・体調の管理に気をつけること
・心拍数を測定してウォーキングをしますので、測定機器の扱い方を早急に理解すること
・天候によって授業内容が変更します.雨天、あるいは授業中に雨天になる可能性がある場合は、体育館等の屋内で活動するので、その準備を怠らないようにすること。屋内用の靴などを忘れた場合には、安全上の理由等で見学扱いとします。
【事前準備学習】
・前回の授業内容を確認すること
・レポート課題があるので、簡単なPCのタイピングや図表作成を出来るようにしておくこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
・全授業回数の80%以上出席した者を評価対象とする
・授業態度(40%)と授業課題(60%:3回×各20%)で評価する。
1)リズムによって異なる歩き方
2)自分自身の身体活動量
3)ウォーキングマップの作成
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス、ウォーキング中の心拍数測定方法 | |
2 | ウォーキングの効果、フォームを意識したウォーキング | |
3 | ウォーキング中の身体情報 | |
4 | ウォーキング(実技:平地低強度ウォーキング) | |
5 | ウォーキング(実技:平地中強度ウォーキング) | |
6 | ウォーキング(実技:傾斜地低強度ウォーキング) | |
7 | ウォーキング(実技:傾斜地中強度ウォーキング) | |
8 | ウォーキング(実技:ポールを用いたウォーキング) | |
9 | ウォーキング(実技:インターバルウォーキング) | |
10 | ウォーキングコースを設計しよう | |
11 | ウォーキングからジョギングへ、ジョギングの実施上の留意点 | |
12 | ジョギング(実技:低強度ジョギング) | |
13 | ジョギング(実技:中強度ジョギング) | |
14 | ストレッチングの理論 | |
15 | ストレッチングの実習 | |
16 | 定期試験期間 | |