【講義概要】
器械運動は学校体育の運動領域の一つであり、マット、鉄棒、とび箱、平均台を使って、「技」と呼ばれるひとまとまりの運動を学習します。
本授業ではマット運動、とび箱運動を取り上げます。授業は出席確認後、以下の順で進めます。
①当日取り上げる技の解説(技の名称、目標とすべき動き方、技術、練習手順等)。
受講生はこの内容をノートに記す。
②準備運動
③説明した練習手順を全体で実施。
④受講生個々の達成度を調査。
⑤個別練習および気づいた点をノートに記録。
【学習到達目標】
・授業の中で取り上げた技の正式名称がわかる。
・個々の技の目標とすべき動き方、技術、練習の方法、指導上の留意点が理解できる。
・個々の技の学習における安全対策が理解できる。
・基本的な技ができる。
【履修上の注意】
・毎時間技に関する情報を記すためのノートを用意する。
・実習ができるスポーツウエアを着用する。
・装飾品は外して授業に臨む。
【事前準備学習】
・小、中、高等学校の学習指導要領で例示されている技を確認しておく。
・記録したノートの内容を確認する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に指定しない。 |
参考書 | 『中・高校 器械運動の授業づくり』 三木四郎他編著 大修館書店 指定図書 :参考書と同じ。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
評価は以下の3点を総合して行う。
・技の達成度。
・ノートの内容
・授業態度および平常点
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション(授業内容、授業の進め方、受講に関する注意事項など) | |
2 | マット運動 ①倒立 | |
3 | ②前転 | |
4 | ③倒立前転 | |
5 | ④とび前転 | |
6 | ⑤開脚前転 伸膝前転 | |
7 | ⑥後転 | |
8 | ⑦伸膝後転 | |
9 | ⑧側方倒立回転 | |
10 | ⑨技の組み合わせ | |
11 | ⑩マット運動のまとめ 教師の危険回避義務とマット運動 | |
12 | とび箱運動 ①とび箱運動の解説 | |
13 | ②反転とび | |
14 | ③回転とび | |
15 | ④とび箱運動のまとめ 教師の危険回避義務ととび箱運動 | |
16 | 授業のまとめ | |