【講義概要】
ハンドボールは、走・投・跳の要素を必要とし、幅広い身体機能の向上を図ることができるスポーツである。この授業では、様々な動作の実践を通じ、スポーツの楽しさを感じ、身体的・精神的健康を向上させることを目的の1つとする。ハンドボールはアジリティを要求される種目であるため、技術の習得をしながら、敏捷性、判断力、咄嗟の身体操作の育成を図る。また、チームでの活動を通じ、良好な人間関係の構築を目指す。毎回の授業での準備や後片付け及び、ウォーミングアップやクーリングダウンを通じ、それらの重要性を理解する。
この授業は、本学のディプロマ・ポリシーのうち以下の能力を養うことを主な目的とする。
【知識・技能】実践の中でルール・理論を理解し、技術を習得すること。
【思考力・判断力・表現力】個人やチーム間でプレーを観察評価することで、頭を使って工夫する。
【主体性・多様性・協働性】チーム活動を通し、コミュニケーション能力の向上を目指す。
【学習到達目標】
・ルール、ゲーム展開の特徴を理解し、プレーを楽しむことができる。
・パス・キャッチ・シュートなどの基礎技術を習得実践することができる。
・チーム内で活発なコミュニケーションをとり、戦略的にプレーすることができる。
【履修上の注意】
・授業への出席は大前提である。
・各自、運動ができる適切な服装と靴を着用の上受講すること。
・自身と周囲の安全のため、普段着や貴金属を身に着けている場合受講を認めない。
・授業中の携帯電話・スマートフォン等の通信機能を有する電子機器の使用は、指示した場合を除いて厳禁とする。
・用具の準備のため、開始時間に正確に集合すること。
【事前準備学習】
ハンドボールについて、ルール等学習しておくこと。
前回の授業までの動作の確認及び毎回の授業の目標設定をすること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に定めないが、必要に応じ授業内で指示する。 |
参考書 | 必要に応じ授業内で資料配布及び指示する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
全授業数の80%以上に出席した者を評価対象とする。
・パス、シュートなどの実技テスト及びルール等に関するテストを行う。
・チームでのリーグ戦を行う。
上記と授業態度を総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | ハンドボールを体験、ミニゲーム | |
3 | 基礎技術:パスキャッチ、ステップシュート、ジャンプシュート | |
4 | 基礎技術:走りながらのパスキャッチ、シュート | |
5 | 基礎技術:フェイント動作、DF、1:1、2:2 | |
6 | 基礎技術:ポストプレー、速攻 | |
7 | 戦術:数的優位を生む動き (2:1、3:2など) | |
8 | 戦術:基本的な守備の動作 | |
9 | 戦術:OF、DFにおけるコンビプレー | |
10 | 戦術:チームプラン、ルールの再確認 | |
11 | リーグ戦第1節 | |
12 | リーグ戦第2節 | |
13 | リーグ戦第3節 | |
14 | リーグ戦第4節 | |
15 | リーグ戦第5節 + まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |