【講義概要】
「余暇社会」と呼ばれる現在の社会情勢を特徴付けるような社会を迎えて、我々は各ライフステージの豊かな過ごし方が重要な課題となった。
身体の健康維持やリハビリテーションなどの疾病治療においてレクリエーションは有効である。ストレッチやウォーキング、レジスタンス運動のようにいつでもどこでもできるものから、ボールなどの小道具を使うもの、集団で行うゲーム的要素を持ったものなど、様々な年齢層に楽しまれている。
こうした身体活動を通して、生活を豊かなものにすることにより、精神的ストレスの発散と同時に老化防止や機能回復にもつながる。授業では,レクリエーション援助者として、レクリエーション活動の意義と必要性、教育的機能を知り、様々な環境におかれた人々の心豊かな生活の援助ができるようになることを目指す。
【学習到達目標】
レクリエーションの基礎を理解するとともに支援方法の実際を習得できる。
レクリエーションの概念を理解し、説明できる。
レクリエーションの教育的機能を理解し、実践に有効に使用することができる。
【履修上の注意】
積極的に授業に取り組むとともに、支援・指導するための学習の準備を行ってほしい。
【事前準備学習】
レクリエーションに対して総合的な興味、関心、意欲を持って授業に臨む準備をすること。
授業終了後、ふりかえりを30分程度行うこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『『レクリエーション支援の基礎 : 楽しさ・心地よさを活かす理論と技術』』 (公財)日本レクリエーション協会 (公財)日本レクリエーション協会 2008年 『楽しさをとおした心の元気づくり』 (公財)日本レクリエーション協会 (公財)日本レクリエーション協会 2020年 全員が購入するテキストはなく、参考書です。
授業用の資料等は毎時間配布します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点、授業態度、発表、レポートを総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | レクリエーション概論 | |
3 | レクリエーションと健康、レクリエーション運動 | |
4 | 遊びとは | |
5 | レクリエーションとレジャー | |
6 | レクリエーション支援のプロセス | |
7 | レクリエーション支援におけるアセスメントと計画の立て方 | |
8 | レクリエーション活動のアレンジ方法 | |
9 | レクリエーション支援の評価 | |
10 | 社会におけるレクリエーション | |
11 | レクリエーションの環境作りとボランティア | |
12 | イベントの企画 | |
13 | コミュニケーション・ワーク(アイスブレイク含む) | |
14 | ホスピタリティトレーニング | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期期間 | |