【講義概要】
現代社会におけるスポーツに関する諸問題や副次的に影響を与える事象について、社会学的な観点から考察を進め、スポーツにおける基本的な社会学用語の習得と見方や考え方を育てる。そのために、スポーツを文化としてとらえ、私たちの日常生活の身近なスポーツ現象やトピックスを取り上げて、これらの事象から考察できる社会的影響や文化的要素を探求する。さらに、国際化の進む現代社会におけるスポーツと政治・経済・宗教との関連をグローバルな観点からも、オリンピック、ワールドカップ、国際交流・国際貢献といったスポーツの政策や文化
価値に関する認識等について考察を進める。
講義の進め方としては、各テーマに沿ってトピックスの提示、スラドドによる説明を行う。並行してキーワードや基本的な用語を記入して知識を習得する。さらにこれまでのスポーツ事象についての映像を視聴して、これからのスポーツの社会学的事象の可能性について考える。 ※COC地域志向科目
※オンライン授業用コード:azsdtfr
【学習到達目標】
・スポーツにおける事象について社会学的な観点から考察力を習得して、自己の意見を主張できるようにする。
・スポーツにおける基本的な用語について理解できるようにする
【履修上の注意】
積極的な受講態度を望む
提示したトピックスについて、メディア等を利用して一、定の知識を習得した上で講義に臨むこと
【事前準備学習】
TV、インターネットなどのメディアを通して、スポーツと社会の関連を調べておくこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『スポーツ社会学講義』 森川貞夫 佐伯聰夫 大修館書店 |
参考書 | 『オリンピック・スタディーズ』 清水諭 せりか書房 2004 |
指定図書 | 『東京オリンピック (DVD Toho)』 市川崑総監修 東宝 2004.6 |
【評価方法】
試験60% 平常点40%
試験は、期末試験の結果から評価する
平常点は授業の際、提出するワークシート、授業態度等から判断して評価する
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | スポーツ社会学の見方と考え方 | |
2 | 日本スポーツ史における社会的意義 | |
3 | スポーツの社会文化的意義 | |
4 | スポーツマンシップとフェアプレイ | |
5 | プロフェッショナリズムとアマチュアリズム | |
6 | スポーツ地域振興①~地域活性・瀬戸市~ | |
7 | スポーツ地域振興②~スポーツイベント・瀬戸市~ | |
8 | スポーツと政治①~近代オリンピック~ | |
9 | スポーツと政治②~テロリズム~ | |
10 | スポーツと経済①~スポンサーシップ~ | |
11 | スポーツと経済②~コマーシャリズム~ | |
12 | スポーツと宗教①~古代オリンピック~ | |
13 | スポーツと宗教②~近代オリンピック~ | |
14 | スポーツとジェンダー | |
15 | 授業総括及び試験 | |
16 | 定期試験期間 | |