【講義概要】
日本より発祥し、国際スポーツとして広く普及している柔道について実技を通して習得する。柔道の歴史や伝統を理解した上で柔道の持つ作法や“精力善用”“自他共栄”などの精神性を感得する。そして、基本動作、対人技能の練習方法や方法論、指導法、試合の運営方法や安全管理について学習する。
【学習到達目標】
中学校・高等学校の授業において、適切かつ安全な指導ができることを目標とする。
【履修上の注意】
適切な柔道着を各自用意して授業に臨むこと。
【事前準備学習】
教職の授業を通して柔道について調べておくこと。学習は実技においても復習することが大切である。したがって、復習に際しては、近年、ユーチューブやインターネットが普及しているので、大いに活用してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『『中学校学習指導要領 解説保健体育編』』 文部科学省 東山書房 『『高等学校学習指導要領 解説 保健体育・体育編』』 文部科学省 東山書房 『柔道授業づくり教本-中学校武道必修化のために』 鮫島元成 公益法人全日本柔道連盟 平成22年 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度・意欲、技能試験などによって総合的に判定する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス(授業の説明、歴史、基本理念、礼法、) | |
2 | ①姿勢と組み方①受け身、進退動作 | |
3 | ②姿勢と組み方②受け身 | |
4 | 崩しとつくり | |
5 | 対人的技能①投げ技 | |
6 | 対人的技能②投げ技 | |
7 | 対人的技能③投げ技 | |
8 | 対人的技能④投げ技 | |
9 | 対人的技能⑤固め技 | |
10 | 固め技にによる乱取り稽古 | |
11 | 投げ技による乱取り稽古 | |
12 | 立ち技による試合の仕方と講道館審判規定 | |
13 | 寝技の試合の仕方と講道館審判規定 | |
14 | 投げの形 | |
15 | 授業の総括及び試験 | |
16 | 定期試験期間 | |