【講義概要】
百寿が夢ではなくなった現代では、日々の生活をいかに健康に過ごすかがこれからの長い人生において重要な課題になってきています。毎日の健康管理の習慣を身につけ、自分の健康は自分で守ることが大切です。セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」であると世界保健機関(WHO)は定義しています。この講義ではスポーツ・健康を学ぶ者にとって、知っておきたい病気とくすりについて分かりやすく解説し、セルフメディケーションの正しい知識を理解しましょう。
【学習到達目標】
知っておきたい病気と薬物作用について科学的根拠に基づき説明できる。セルフメディケーションについて説明できる。
【履修上の注意】
薬物の話に関連して、検査の実際を見せますので講義室から生理学実習室に移動する場合があります。
この授業は、対面での講義を基本形態としますが、状況により非対面で講義する場合があるかもしれません。非対面講義ではCCSを活用した基本型授業やTeamsによるオンライン講義を併用して行う場合があります。
講義形態に関してはCCSからの連絡を確認してください。
【事前準備学習】
解剖生理学の講義内容を復習しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験結果に授業態度を合わせて評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 健康とセルフメディケーション | |
2 | 生活習慣病概説と健康生活習慣 | |
3 | 医療用医薬品とOTC医薬品、医薬部外品、化粧品 | |
4 | 高血圧と降圧薬 | |
5 | 脂質異常症と高脂血症治療薬、糖尿病と糖尿病治療薬 | |
6 | 血栓症と血栓症治療薬 | |
7 | 消化器系疾患と胃腸薬 | |
8 | 発熱・頭痛と解熱鎮痛薬 | |
9 | 睡眠と睡眠薬、向精神薬 | |
10 | 気分障害と抗うつ薬 | |
11 | 疲労とビタミン剤、 | |
12 | 健康維持とサプリメント、特定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品 | |
13 | 知っておきたい漢方薬の知識 | |
14 | 花粉症治療薬 | |
15 | 熱中症とイオン飲料 | |
16 | 定期試験期間 | |