【講義概要】
本演習では、「まちづくり演習」の上級編です。
本演習では、地域コミュニティの力を高める「まちづくり」に必要な基礎的な知識や視点をもとに、
様々な活動を通じて、実践力、行動力を養うことを目的としています。
今学期は瀬戸市の歴史や現状、課題について学ぶとともに、
老朽化が進む菱野団地でのフィールドワークをとおして、地域課題解決に向けた企画の提案に取り組みます。
本授業は本学CP(カリキュラムポリシー)に則り、「まちづくり学」「まちづくり演習」「上級まちづくり演習」の3段階で構成されている授業プログラムの第3段階となります。
また、本授業では演習への取り組みを通じて、本学DP(ディプロマポリシー)における思考力、判断力、表現力を養うこと、またグループ活動などを多く取り入れ、主体性、多様性、協働性を高められるよう構成しています。
受講生には、積極的な参加を強く求めます。
※COC地域志向科目
【学習到達目標】
1.まちづくりについて主体的に貢献できる
2.他者との協力的関係を築ける
3.多様な意見を尊重できる
【履修上の注意】
1.第1回目のガイダンス時に詳細を説明し、履修者を確定します。必ず出席してください。
2.4/25、5/9、5/27(週末)は必ず出席してください。特に5/27は授業を時間外(週末)に振り替え、瀬戸市菱野団体のまちあるきツアーを行います。多忙すぎる人は参加が難しいかもしれません。
3.座学ではないので、積極的に演習に参加する人を募集します。
【事前準備学習】
下記の参考文献や日常的にテレビ・新聞・雑誌で本テーマとかかわる記事やニュースを入手しておいてください。そうすると講義の理解も深まります。
専門用語が授業中に出てきますので、わからない場合は事前事後に各自で言葉の意味を調べるなどして、理解を深めておいてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『まちづくりの方法』 日本建築学会編 丸善出版株式会社 2004 『人口減少社会における多世代交流・共生のまちづくり』 後藤晴彦ら著 日本都市センター 2016 『団地再生まちづくり』 NPO団地再生研究会 水曜社 2006 他にも、参考図書は適宜紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
まちづくりの前に、授業づくり。授業への参画(70%)、提出課題(30%)を目安に総合的に評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: ガイダンス | |
2 | 2:まちづくりとは | |
3 | 3: 瀬戸市の歴史と産業 | |
4 | 4: 瀬戸市の現状と課題 | |
5 | 5: まちづくり活動と支援 | |
6 | 6: まちづくりの担い手 | |
7 | 7: 団地再生のまちづくり | |
8 | 8: 菱野団地の現状整理 | |
9 | 9: オリエンテーション | |
10 | 10: フィールドワーク | |
11 | 11: 気づきの共有 | |
12 | 12: 企画検討 | |
13 | 13: 企画立案 | |
14 | 14: 発表 | |
15 | 15: 振り返り | |
16 | 16: 定期試験期間 | |