【講義概要】
この授業では、複数種類(タグラグビー、バスケットボール、ボッチャ)の球技を通じて、各競技の技能やルールを理解・習得するとともに、集団行動における協調性やリーダーシップなどの社会的能力を養うことを目的とする。特に、ボッチャについては、パラリンピックの正式競技であり、生涯スポーツとしての一つである。様々な参加者で実施できる競技であるため、障がい者スポーツへの関心を広げることを目的とする。
また、毎回の授業での準備や後片付け及び、ウォーミングアップやクーリングダウンなどの重要性を理解する。
授業は次のような順序と内容で進める予定であるが、受講者の技術力、理解度に応じて変更する場合もある。
【学習到達目標】
1. 各競技の技能やルールを理解・習得できるようになる。
2. 集団行動における協調性やリーダーシップなどを身に付けられるようになる。
3. 健康や体力の維持・向上を図り、生涯にわたって運動・スポーツに親しむ態度や能力を身に付けられるようになる。
4. 練習や試合を計画し、集団でスポーツに親しむことができるようになる。
【履修上の注意】
・運動実践に適した服装と靴を準備すること
・体育館での実技となるため、室内履きを用意すること。室内履きを忘れた場合は、安全面を考慮して見学とする。
・体調の管理に気をつけること(水分補給をできるよう、あらかじめ準備をしておくこと)
・履修者には経験者と未経験者が混在することから、お互いに特に十分な配慮を心掛けること
・経験者はみんなが楽しむにはどうするべきか常に考えること
【事前準備学習】
・事前に各競技の基本的なルールを把握しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に定めないが、必要に応じて授業の中で指示をしていく。 |
参考書 | 授業の中で資料を配布したり、必要に応じて授業の中で指示をしていく。
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指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
・全授業数の80%以上出席した者を評価対象とする。そのため、4回目の欠席で失格となる。
・評価は、平常点(20%)、授業態度(20%)、技術習得度(20%)、ルール理解度(20%)、チームへの貢献度(20%)にて評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス(授業内容および進め方についての説明など) | |
2 | タグラグビー:基本動作の確認(パス、キャッチ) | |
3 | タグラグビー:ミニゲームを通してルールを学ぶ | |
4 | タグラグビー:チーム単位での守備と攻撃練習、リーグ戦第1節 | |
5 | タグラグビー:チーム単位での守備と攻撃練習、リーグ戦第2節 | |
6 | タグラグビー:チームの変更、リーグ戦(1)第1節 | |
7 | タグラグビー:リーグ戦(2)第2節 | |
8 | バスケットボール:チーム単位での守備と攻撃練習、リーグ戦(1)第1節 | |
9 | バスケットボール:チーム単位での守備と攻撃練習、リーグ戦(1)第2節 | |
10 | バスケットボール:チームの変更、リーグ戦(2)第1節 | |
11 | バスケットボール:リーグ戦(2)第2節 | |
12 | ボッチャ:ボッチャとはどんなスポーツか、シングルス戦を通してルールを学ぶ | |
13 | ボッチャ:リーグ戦第1節 | |
14 | ボッチャ:リーグ戦第2節(前節をもとに作戦を考える) | |
15 | ボッチャ:リーグ戦第3節(前節をもとに作戦を考える) | |
16 | 定期試験期間 | |