【講義概要】
経済法という概念は広い概念であり、この中には様々な分野が考えられるが、独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)を中心として講義を展開する。独占禁止法の基本を独占禁止法の全般にわたって概観していくが、重要度・理解度などを考慮しつつ、メリハリをつけて解説する。独占禁止法の基本的な枠組み・考え方を理解した後、事例問題も検討する。
【学習到達目標】
・独占禁止法の基本構造を理解すること
・競争政策の重要性を知ること
【履修上の注意】
公正取引委員会のホームページを訪問してほしい。
時には、日本経済新聞に眼を通してほしい。
授業中はスマートフォンの電源を切ること。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味を理解しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に指定しません。 |
参考書 | 『独占禁止法の実務』 地頭所五男編 商事法務研究会 1993 『判審決独占禁止法:不当な取引制限』 植木邦之,川越憲治著 商事法務研究会 1986 『市場経済と競争法』 佐藤一雄著 商事法務研究会 1994 『コンメンタール独占禁止法』 田中誠二[ほか]著 勁草書房 1981 『独禁法講義〔第9版〕』 白石忠志 有斐閣 2020 そのほか、講義の進行に応じて適宜指示します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 独禁法の違反要件 | |
3 | 弊害要件総論 | |
4 | 市場 | |
5 | 反競争性 | |
6 | 正当化理由 | |
7 | 不当な取引制限 | |
8 | 不公正な取引方法 | |
9 | 私的独占 | |
10 | 事業者団体規制 | |
11 | 企業結合規制 | |
12 | 例外的な違反類型 | |
13 | 適用除外 | |
14 | 景表法・下請法 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |