【講義概要】
知的財産制度など様々な法制度を鳥瞰しつつ、身のまわりにどのような影響を与えているか、実社会においてどのように活用され、そして今後どのような方向に進むのか、多角的な理解を深めることを目的とします。各自が発表テーマの発掘、調査、プリゼンテーションを行います。講師の専門分野にかかわらず、各自が興味を持った法分野やテーマについて、提案し発表することも可能です。
「講義テーマ」は目安であり、受講生の関心事項やキャリアプラン等によって、適宜変更します。
【学習到達目標】
経済、文化、国際等様々な面で社会において生じる出来事を、法的視点から捉える分析力や、的確に他者に伝える表現力を得ることを目標にします。
学問で得た知見を実際に使う、そして相手とのコミュニケーションを通じて付加価値を高めるスキルやプロセスが重要です。知識の取得ではなく、分析、発表や討論をする能力の向上が主目標です。
【履修上の注意】
討論への積極的参加が必要です。レポートや発表で、各種情報や文献を引用する際に、出典を明示してください。各自の分析や意見を提示する際は、コピーではなく、自分で考えた言葉で表現してください。可能な限りペーパーレスです。
諸般の事情により、CCSを併用して実施する場合があり得ます。
【事前準備学習】
知的財産法について楽しく手早く把握したい場合は『マンガでわかる知的財産の新常識』(ナツメ社)などを速読して、制度の全体像をつかむとよいです。
ゼミが終わった後、知識や議論の重要なポイントを箇条書きでもよいから、メモを作成して、後で思い出せるように整理しておくことが将来に役に立ちます。そして、他の科目を受講したり、社会の出来事に関する各種の情報に接して、学んだ事項との関連性に気付いた際は、いつでもメモに追記できるようにする習慣が将来に役立ちます。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『小説で読む知的財産法』 四宮隆史 法学書院 2010 『マンガでわかる知的財産の新常識』 佐藤大和、松田有加、松井貴法 ナツメ社 2018 |
指定図書 | 『一覧』 |
【評価方法】
発表、討論への参加、授業への参加等の平常点により評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 講義の方針、班分け、作業の見通し | |
2 | 特許侵害訴訟の萌芽(序論、本論) | |
3 | 特許侵害訴訟の萌芽(本論、むすび) | |
4 | ライセンス契約(実施権の許諾)(序論、本論) | |
5 | ライセンス契約(実施権の許諾)(本論、むすび) | |
6 | 発明の対価(序論、本論) | |
7 | 発明の対価(本論、むすび) | |
8 | 映画ビジネスと著作権(序論、本論) | |
9 | 映画ビジネスと著作権(本論、むすび) | |
10 | WEBサイトの権利(編集著作物)(序論、本論) | |
11 | WEBサイトの権利(編集著作物)(本論、むすび) | |
12 | 著作権の課題 | |
13 | 「商標」と「商品等表示」 | |
14 | 特許損害訴訟の行方(序論、本論) | |
15 | 特許損害訴訟の行方(本論、むすび) | |
16 | 定期試験期間 | |