【講義概要】
本講義は、行政職公務員(県庁・市町村職員、国家公務員)を志望する者を対象とし、「政治学入門」および「国際政治学」の履修を前提に、国際政治学を含めた政治学のより深い知見の修得と理解の定着を目標とする。また、私たちを取り巻く政治の実相を理解するために必要な応用力の涵養を図っていく。
なお、本講義は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目の中の政治学科目に該当し、社会の持続的発展に貢献できる視野の広い人材の育成を目標とするディプロマ・ポリシーを達するため、情報収集・分析力、論理的思考力等の技能を身に着けるとともに、本講義の学修成果を活用し、多様な人々と協働して問題解決に向けて行動しようとする姿勢を育むことを目的とする。
【学習到達目標】
政治学に関する基礎的知見を確実に修得し、そのうえで政治学の実相を理解するために必要な応用力を涵養することを目標とする。
それにより、行政職公務員(県庁・市町村職員、国家公務員)試験に合格できる実力の修得を併せて目標とする。
【履修上の注意】
【重要】GPA2.5以上の成績を有すること。「政治学入門」および「国際政治学」を履修済みであること。
本講義は、各回の講義計画(講義テーマ)に沿って、適宜、時事問題を取り上げながら解説していく。
日頃から新聞などに眼を通す癖をつけ、私たちを取り巻く情報に対して常にアンテナを張り、とりわけ現代の政治や国際関係について高い問題意識を持つように心がけること。
【事前準備学習】
本講義は、政治学、比較政治学、および国際政治学の基礎知識、理論的枠組みを理解していることを前提に進める。
よって受講生は、事前に参考書などで上記を再確認のうえ、当該講義計画(講義テーマ)の内容周辺を予習したうえで講義に出席すること。
また、事後には、講義内容を復習・整理し、次回講義に向けて理解を定着させるようにすること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に指定しません。適宜、レジュメ・資料を配布します。 |
参考書 | 講義の中で適宜紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点と定期試験の結果を総合して判断する。なお、定期試験については、CCS経由で案内する方法にて解答の解説を行う。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション | |
2 | 権力論 | |
3 | 社会契約論 | |
4 | 政治制度 | |
5 | 選挙制度 | |
6 | 政党政治 | |
7 | 利益集団 | |
8 | 政治意識 | |
9 | 政治理論 | |
10 | 国際連盟と国際連合 | |
11 | 国連システム | |
12 | 冷戦の起源・展開・終焉 | |
13 | 軍備管理と軍縮 | |
14 | アメリカをめぐる国際関係 | |
15 | ヨーロッパをめぐる国際関係 | |
16 | 定期試験期間 | |