【講義概要】
本科目では、中学校・高等学校の保健体育科の授業に必要な知識や教育法について講義形式と演習形式を織り交ぜて学習する。また、学習指導案を作成し、模擬授業で実践し振り返りを行う。
【学習到達目標】
保健体育科の学習指導要領の内容を理解する。
保健体育科の指導に必要な知識を習得する。
保健体育科の学習指導案を作成することができるようになる。
保健体育授業の教材の工夫や指導方法について理解を深める。
【履修上の注意】
・配布資料、ノート等をファイリングし整理すること
・提出物等をすべて提出することを単位取得の前提とする
・実技を伴う模擬授業等では、アクセサリー類を外し、保健体育教師として適した服装を用意すること
【事前準備学習】
自身の受けてきた保健体育の授業を振り返っておく。
配布資料をファイリングし、見直しておく。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『中学校学習指導要領解説 保健体育編』 文部科学省 東山書房 2018 『高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編』 文部科学省 東山書房 2019 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | 『体育科教育学入門 新版』 高橋健夫 [ほか] 編著 大修館書店 2010 |
【評価方法】
授業に対する学習態度・意欲、提出レポート、発表、試験などによって総合的に判定する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション、保健体育科教育法の学習内容について | |
2 | 学校体育および生徒の健康・体力の現状と課題 | |
3 | 保健体育教師の仕事と資質・能力 | |
4 | 保健体育科の目標論の変遷 | |
5 | 学習指導要領改訂の要点 | |
6 | 指導計画と年間計画の作成 | |
7 | 単元計画・単位時間計画(学習指導案)の作成と実際 | |
8 | 評価の観点、評価の方法と進め方 | |
9 | 体育授業の指導技術、教師行動 | |
10 | アクティブ・ラーニング、ICTの活用 | |
11 | 体育授業における安全管理 | |
12 | 体育授業の教材づくり | |
13 | 保健授業の指導技術、教師行動 | |
14 | 保健授業の教材づくり | |
15 | 講義のまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |
17 | 各領域の特性 | |
18 | 体つくり運動の学習指導 | |
19 | 器械運動の学習指導 | |
20 | 陸上競技の学習指導 | |
21 | 水泳の学習指導 | |
22 | 球技の学習指導 | |
23 | 武道の学習指導 | |
24 | ダンスの学習指導 | |
25 | 体育理論の学習指導 | |
26 | 保健の学習指導 | |
27 | 体育授業の模擬指導 | |
28 | 体育授業の模擬指導の振り返り | |
29 | 保健授業の模擬指導 | |
30 | 保健授業の模擬指導の振り返り | |
31 | 講義のまとめと総評 | |
32 | 定期試験期間 | |