【講義概要】
大学では高校までと違い体育の授業は必修ではなくなり選択科目となる。そのため部活動に所属していない限り運動をする機会は激減する傾向にあるが、大学を卒業して社会に出ればさらに運動実施率は下がることが統計によって明らかにされている。
本講義の目的として
①日頃から運動に親しめるよう、授業を通して運動習慣を身に着ける。
②同じ授業に集まった者同士で積極的にコミュニケーションをとり、技術の向上やプレー上の作戦を練るなど、コミュニケーション能力を養成する。
③技術の向上や、ゲームの運営などぶつかった課題に対し個人、またはグループで解決する力を養う。
④何より、スポーツを楽しむ。
また中級では、2年生以上の履修者ということで
上記目的をより高められるよう、さらに積極的に活動する。
具体的には、
①コミュニケーションをより深め、日常的な運動実施につながる仲間づくり。
②習得した技術のさらなる向上。
以上のことを目的とする。
この授業は、本学のディプロマ・ポリシー【主体性・多様性・協働性】のうち、「謙虚に学び、他者を理解・尊重して、よりよい人間関係を築く」、「学習成果を活用し、他者と協働して問題解決に向けて行動する」ことを主な目的としている。
【学習到達目標】
①スポーツ(テニス)の合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②スポーツ(テニス)を通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③スポーツ(テニス)における競争や協働の経験を通して、他者とのコミュニケーション能力を養う。
④授業内だけでなく、授業外においても関わりあえる仲間づくり。
⑤課題発見、解決能力の醸成。
【履修上の注意】
種目:テニス
欠席について
欠席4回目までの者のみ、単位取得資格を有するものとします。
また、名古屋学院大学自体に公欠制度はありませんので、公欠は認めていません。
ただし、出席停止指示が出た場合などは考慮します。
この授業は、基本的には対面授業を行いますが、非対面授業の指示が大学から出た場合には、CSSを活用した基本型授業(教材提示・課題提出)を非対面にて実施します。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
スポーツは積極的に自分から楽しもうとしないと楽しめるものではありません。
積極的に参加する意欲を持って授業に参加してください。
春学期は気温が上昇していくため着替え、水分等各自用意し、熱中症対策をすること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業を通じ常時評価をする。
平常点(授業態度、出席回数など) 70%
実技試験(試合成績、技術の習熟度) 30%
以上の点から総合的に判断する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 基礎知識 ラケットとボールに慣れる | |
3 | ラケットワークⅠ(フォアハンド) | |
4 | ラケットワークⅡ(バックハンド) | |
5 | サービスとレシーブ | |
6 | ボレー | |
7 | ラリー | |
8 | スマッシュ | |
9 | コースの打ち分け | |
10 | シングルスゲームⅠ(ラリーを続ける) | |
11 | シングルスゲームⅡ(サーブとボレー) | |
12 | ダブルスゲームⅠ(フォーメーション) | |
13 | ダブルスゲームⅡ(スマッシュ) | |
14 | まとめの技術テスト | |
15 | ダブルスゲームⅢ(まとめ) | |
16 | 定期試験期間 | |