【講義概要】
本講義は、地域商業を中心にそれに関連する地域コミュニティを対象として、講義形式で商店街の歴史や施策、現況やそれを取り巻く環境を概説し、地域活性化の方向性や社会的意義の基本的理解を得ることを目的とする。
特に、エリアマネジメントやまちづくり施策との関連性を中心にその成功事例を取り上げて、商店街活性化に必要な資源や施策について考察する。また、名古屋学院大学が実践する地域連携事業の学習を進めるとともに、事業参加意欲の醸成につながるように配慮する。
※COC地域志向科目
杉浦礼子
※教員の実務経験:シンクタンク主任研究員として、産業・経済調査およびコンサルタント業務に従事
※実務経験をいかした教育内容:自らが携わったまちづくりや地域活性化に関するプロジェクトおよび発刊した関連書籍の内容を交え講義する。
【学習到達目標】
地域商業・商店街についての基本的な理解を深めるとともに、地域商業と社会貢献の関係性やまちづくり活動との関連性について理解できる人材を育成することを目標とします。
【履修上の注意】
適宜授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を必ずしておくこと。
【事前準備学習】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を必ずしておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『商店街はいま必要なのか』 満薗勇 講談社現代新書 2015 『稼ぐまちが地方を変える』 木下斉 NHK出版新書 2015 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | (水野1)ガイダンス(名古屋学院大学地域連携事業との関連も含めて) | |
2 | (水野2)極点社会と地域創生・まちづくり | |
3 | (水野3)事例研究:熱田にぎわいまちづくり | |
4 | (水野4)事例研究:名古屋市中央卸売市場とまちづくり | |
5 | (杉浦1)地域イノベーション | |
6 | (杉浦2)地域ブランド | |
7 | (杉浦3)アップサイクル | |
8 | (杉浦4)産業観光 | |
9 | (濱1) 商業の外部性と商店街 | |
10 | (濱2) 中小小売業の歴史と商店街 | |
11 | (濱3) 商店街とまちづくり政策 | |
12 | (濱4) 商業集積のマネジメント | |
13 | (水野5)エリアマネジメントの現況・施策と課題 | |
14 | (水野6)観光DMOの現況・施策と課題 | |
15 | (水野7)まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |