【講義概要】
ICT社会における情報倫理について講義する。基本的には,情報化が人間社会に与える光と影の様々な側面において具体的な事例を多く取り上げ,今日の情報社会におけるマナーや防衛策の体得と,新たな文化の創造に貢献できる実践力の養成を目指す。
【学習到達目標】
情報通信技術の基礎を理解し,セキュリティ対策等に係る基本的な知識を修得するとともに,情報社会を安全かつ創造的に生き抜く術と考え方を身に付けることを目的とする。
【履修上の注意】
講義の性格上、各テーマごとに実際の事例について討議し最善策を導き出すケースメソッド型教育が中心となる。そのため、高い出席率とともに積極的な授業参加を求める。
【事前準備学習】
各講義ごとに告知される次回テーマについて、文献およびインターネットを用いて基礎的知識および理解を高めておくよう、各人が事前準備しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 講義テーマに即した参考書を各回にて紹介する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
レポート40%,期末テスト40%,平常点20%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 情報化社会の到来 | |
2 | 応用倫理としての情報倫理 | |
3 | 情報倫理とネチケット | |
4 | 情報技術者の倫理と技術使用者の倫理 | |
5 | 学校教育と情報倫理 | |
6 | 表現の自由と責任 | |
7 | 知的所有権とプライバシー | |
8 | プライバシーの尊重 | |
9 | 知的財産権の保護 | |
10 | 情報セキュリティ技術および法制度 | |
11 | 運用規約と管理組織 | |
12 | 不正アクセスとセキュリティ | |
13 | コンピュータ犯罪 | |
14 | 健全な情報社会へ | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |