名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限憲法1a秋A名古屋 21村上 玲LG1101

【授業情報】

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講義概要

本講義では、日本国憲法における人権論について体系的・網羅的に学びます。学説及び判例の展開を通じて、個々の事例のなかで日本国憲法がどのようなものとして明らかにされていったかを理解することを目的とします。
この授業は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目のうち公法科目(必修科目)として開講され、ディプロマ・ポリシーに掲げる憲法総論・統治機構についての基礎的知識の体系的に身につけ、実社会で生起する様々な憲法問題を正確に理解し、解決策を考える能力を得ることができます。




【学習到達目標】

日本国憲法の人権論について構造的に理解できるようになること、また、憲法原理や統治機構との関係においてどのような作用関係にあるのかを理解できるようになることを目標とする。



履修上の注意

授業を聞いただけで理解することは難しいので、授業の配布資料や教科書の該当範囲を読み込んで復習することが望ましいです。
授業中、教員から意見を求めることがあります。積極的な授業参加ができる人を求めます。




【事前準備学習】

第1回目の授業で事前事後学習の仕方について説明します。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『憲法Ⅰ 総論・統治 第3版』 毛利 透ほか 有斐閣 2022
『憲法Ⅱ 人権 第3版』 毛利 透ほか 有斐閣 2022
『憲法判例百選Ⅰ 第7版〔No.245〕』 長谷部 恭男ほか 有斐閣 2019
『憲法判例百選Ⅱ 第7版〔No.246〕』 長谷部 恭男ほか 有斐閣 2019
指定教科書は必携です。 この他に六法を必携とします。
参考書参考書は授業内で指示します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

期末試験70%、平常点30%
平常点については授業課題・小テスト・授業への参加具合を30点に換算します。
詳細は第1回目授業で説明します。

※ChatGPT等生成AI問題が顕在化しているため、成績評価方法を期末レポートから期末試験方式へ変更しました。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンス・人権思想の展開
2人権享有主体
3幸福追求権
4平等の意義
5様々な場面での平等
6思想・良心の自由
7信教の自由
8政教分離と学問の自由
9表現の自由の意義
10表現の自由の限界
11経済活動の自由(居住・移転の自由、職業選択の自由、財産権を2回に跨って扱います)
12経済活動の自由(居住・移転の自由、職業選択の自由、財産権を3回に跨って扱います)
13人身の自由
14社会権
15参政権・国務請求権
16定期試験期間