名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限英会話1春A名古屋 11松田 佑治AV1104

【授業情報】

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講義概要

 本講義では、自分自身のアピールポイントや、自分が読んだ本の内容とその分析を、アカデミック英語の型式にして発表する「英会話の力」を養う。具体的には、アカデミック・プレゼンテーションのスキル、および学術発表で頻出の英単語や定型表現、英語での表記の仕方、スライドの組み立て方などを学び、英語でプレゼンテーションする。
「英会話」というと、「道案内の英会話」や「お店で店員さんとやりとりするための英会話」というイメージを思い浮かべるのかもしれない。もちろん、それも重要な会話力であることに疑いの余地はないものの、本講義では、「アカデミックで使用する英会話」に力点を置く。
 また、英語で発信することに対する抵抗感を取り去るために、本講義では「DeepL翻訳」などの「機械翻訳ツール」を積極的に活用し、その精度と問題点の両方を学び、「機械翻訳リテラシー」を身に付ける。本講義では、それらのスキルを軸にして、自分の興味・関心事を、アカデミックで求められる形式において英語で発表する力を養う。また、PowerPoint の使い方、問いの立て方、リサーチの仕方など英語以外の部分も学んでいく。
 大学生には、「教員から与えられた問題」に「必ず存在する正解」を出す高等学校までの勉強とは異なり,大学では自分自身で問題や課題(あるいは、いまだに明らかになっていない謎)を発見し、挑戦していくことが求められいる。すなわち、「先人たちが発見したこと」を学ぶのが高校までで、それを礎にして、「自分で何かを発見する」のが大学での学びといえる。
 本講義は、教員が知識を一方的に伝授するものではなく、むしろ学生自身が主体となって、発表とフィードバック、意見交換できるような場所になることを目指している。受講生には、自分自身の中で生じた「なぜ?」を大切にして、正解のない問いを探究する面白さをぜひ体感してほしい。



【学習到達目標】

・基礎的な英語表現を用いて、自分のことを英語で発表することができる。
・自分の興味・関心があることを、パワーポイントを用いて英語で発表することができる。
・大学で求められるアカデミック・プレゼンテーションの形式に基づいて、英語で自分の主張・意見を発表することができる。



履修上の注意

1.配布されたPCを毎回の授業で持参すること。
2.遅刻3回で1回の欠席(単位の習得には3分の2以上の出席が必要)。
3.遅刻・欠席は、原則として事前に教員に連絡すること。ただし、授業開始1時間前までにはCCS連絡を使って、教員に連絡すること。やむを得ない場合に限り、事後連絡すること。



【事前準備学習】

・各自のテーマに関する調査を進め、信頼性の高い独自の調査やデータ、資料を集めておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書教材は、随時教員が提示するため、本年度は教科書は使用しない。しかし、来年度はWeb版の教科書を公開予定である(現在作成中)。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

1. 中間発表「セルフアピール」【10%】※3分以内。
2. 最終発表「自分が興味関心を持つテーマを具体的に絞り、発表する」【30%】※ 5分以内。
3. Term Paper【20%】 ※最終発表の内容を加筆・修正して150-200 words で要約する。
4. CCS上での「レポート」提出【20%】
5. CCS上での「小テスト」提出【10%】
6. 参加度・発言・貢献度など【10%】



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション
2アカデミック・プレゼンテーションとは何か?
3英語でのスライド作成と構成、発表希望週の調査
4セルフアピールの評価法と教員による見本プレゼン、スライド準備など
5セルフアピール 第1週(1人3分以内)
6セルフアピール 第2週(1人3分以内)
7セルフアピールの反省、最終発表の概要
8Introduction/Body/Conclusion の役割を学ぼう。
9意見に根拠と証拠を加えよう。
10データを集めよう。
11英語での引用の仕方
12最終発表の準備
13最終発表 第1週 (1人5分以内)
14最終発表 第2週 (1人5分以内)
15最終発表 第3週 (1人5分以内)
16定期試験期間