【講義概要】
IoT時代、ビッグデータ時代と言われるように超高度情報化社会においては,情報処理(情報科学)に関する知識と技能が社会人の必須教養として求められている。
本講義はこのような社会ニーズ(すなわち、このような知識・技能を有する人材育成)に応えるために開講されたものである。本講義では,「情報とは何か」「情報の表現方法」「情報処理の仕組み」「情報の活用方法」などに関する概念,原理,仕組み,技法をわかり易く解説するする。また,「これまでにどのようなICTが知られているか」「実際にICTがどのように利用されているか」などについても概説する。
講義内容は各週テーマに書かれているものより構成される。とりわけ知識などをより深く理解させるために本講義では,まず選定テーマに関する概念,原理,仕組み,技術などを取り上げてその解説を行う。そして受講生にテーマ関連の実践的な課題を提示し,課題の解決案を提示させるという「双方向コミュニケーション」講義方式を採用する。また,授業の理解度を確かめるため、複数回の小テストを行なう。また、小テストの導入によて得た受講生の理解度に応じて内容の調整(増減、順序入れ替えなど)を可能とする。
なお,この科目は旧カリの「情報概論」科目の読替科目でもある。
【学習到達目標】
○情報処理(情報科学)に関する基礎知識
○情報処理の仕組み
○情報の活用法
を修得したうえ、それらを活かして実社会問題の解決策が提案できるような能力を身に付けること
【履修上の注意】
◇パソコン・インターネットの利用により課題の解答を作成して提出することがある
◆理解度を図るため、複数回の小テストを実施する。とりわけ、小テストの成績が芳しくないと単位認定は難しくなることがある
◇毎回の授業で出した提出課題への完成度が芳しくないと単位認定は難しくなることがある
【事前準備学習】
◇パソコン、インターネットの操作(使い方)ができるようにしておくこと
◆CCSの使い方をマスターしておくこと
◇講義資料の学習のみでは物足りないと感じだ場合、各自でインターネットなどを調べて補うこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 自作教材(PowerPointファイル) |
参考書 | 必要な時に指示 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(課題、小テスト、学習態度など):70%
期末定期試験:30%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 履修ガイダンス + 情報科学とは何か | |
2 | 高度情報化社会とは | |
3 | 情報とは/アナログデータ/デジタルデータ | |
4 | 情報処理技術とは | |
5 | データサイエンスとは | |
6 | 計算機内部での情報表現法/情報量の計算 | |
7 | 計算機の仕組み/ハードウエア | |
8 | ソフトウエア/OS/アプリケーションソフト | |
9 | インターネットの仕組み/活用法 | |
10 | 情報検索/情報管理/情報倫理 | |
11 | 情報処理システムとは | |
12 | 個人・ビジネスの情報活用 | |
13 | 地域社会の情報活用 | |
14 | これからの情報科学の展望 | |
15 | 授業総括 | |
16 | 定期試験期間 | |