【講義概要】
現在、トレーニングについて、かなり幅広く多くの情報がある。本講義では、基本的なトレーニング科学に関する内容を学習するとともに、発育発達や性差を考慮したトレーニング方法を学習する。
また、エネルギーの構造を学び、栄養摂取との関係も学んでいく。更に、トレーニングが、身近な生活に及ぼす影響を理解し、実生活の中で応用することにより生活が豊かになるように学んでいく。
【学習到達目標】
正しいトレーニングの構造と発育発達、性差を考慮した方法を理解し、実生活に反映できるようにしていく。
効果的なトレーニングを実施するために必要な知識を獲得し、自身の競技活動や自己管理において、実践することができるようになる。
【履修上の注意】
内容がリンクしていくので全出席することが望ましい。
授業を受ける上で自分自身の競技や実生活と照らし合わせて受講をすること。
5回目の欠席で失格とする。
【事前準備学習】
授業中に、得た知識を実生活に反映できるようにしていくため、自分の行っている競技や、自己管理において通常考えている事柄の疑問や知りたい情報をまとめておくこと。
自身のあったトレーニング方法を獲得するために、授業内で得た知識を自身の競技生活や自己管理に活用して、効果を実感してみること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 授業の中で、必要に応じて資料を配布したり、指示を行う。 |
参考書 | 『基礎から学ぶスポーツトレーニング理論』 伊藤マモル 日本文芸社 2017 『新版 図解 スポーツトレーニングの基礎理論』 横浜市スポーツ医科学センター 西東社 2013 『運動・からだ図解 スポーツトレーニングの基本と新理論』 佐久間和彦 マイナビ出版 2017 『好きになる栄養学 第3版』 麻美直美・塚原典子 講談社 2020 『女性アスリートの教科書』 須永美歌子 主婦の友社 2018 授業の中で、必要に応じて資料を配布したり、指示を行う。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点、授業内で実施する小テストやレポートなどの提出課題および定期試験で評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス トレーニングの原理・原則 | |
2 | 筋力発揮の生理学的機序、エネルギー供給システム | |
3 | トレーニングの種類と効果(1) 無酸素性トレーニング | |
4 | トレーニングの種類と効果(2) 有酸素性トレーニング | |
5 | トレーニングのための食事と栄養 | |
6 | ウォーミングアップとクーリングダウン | |
7 | ストレッチと柔軟性トレーニング | |
8 | 筋力トレーニング(筋肥大、最大筋力、筋パワー) | |
9 | スピードトレーニングとプライオメトリクス | |
10 | 持久系トレーニング | |
11 | 対象に合わせたトレーニング(1) 子供のためのトレーニング | |
12 | 対象に合わせたトレーニング(1) 女性のためのトレーニング | |
13 | 対象に合わせたトレーニング(3) 高齢者のためのトレーニング | |
14 | ピリオダイゼーション | |
15 | トレーニング計画立案時の注意点と全体総括 | |
16 | 定期試験期間 | |