名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限財政学春A名古屋 23赤松 礼奈LG3341

【授業情報】

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講義概要

 ■ 講義の概要
 本講義では,「財政学」(2年次以降,秋学期),「公共経済学」(3年次以降,春学期),および,「地方財政論」(2年次以降,秋学期)の入門的な内容について講義を行う.
私たちは,日常生活において,道路・港湾・空港・公共交通機関・上下水道・教育・公共施設などといった公共財や公共サービスを利用しており,その財源となる様々な税金や使用料を支払っている.本講義では,そのような日常生活に欠かすことができない公的部門(国や地方自治体)の経済活動や予算の仕組みについて学習する.また,わが国の財政状況や財政制度について学ぶ.
 講義全体を通じて,公的部門の果たす役割について理解を深め,政府の経済活動に係る諸課題を発見するだけでなく,それらの課題の解決案を提案するための基礎を修得できるようなプログラムを用意する予定である.
 

■ 学部のディプロマ/カリキュラムポリシーとの関係
 本講義は,経済学部のディプロマポリシー『知識・技能』のうち,「経済社会が抱える様々な課題に対する関心と問題意識を持つことができる.」,『思考力・判断力・表現力』のうち,「政治・法律分野とのつながりを理解し,経済社会を多面的に捉えることができる.」,「経済社会の現実における課題を自ら発見し、経済学を基盤とした知識を実際の経済社会へ応用することができる.」を修得することを目的としている.

 本講義は,COC地域志向科目である.



【学習到達目標】

1. 受講生が「市場経済における政府の役割と限界」について理解する.
2. 受講生が「わが国の予算制度と財政の現状」について理解する.
3. 受講生が「財政政策のマクロ経済効果」について理解する.
4. 受講生が「わが国の社会保障制度の概要」について理解する.
5. 受講生が「わが国の国債制度」について理解する.
6. 受講生が「財政の持続可能性を保ちながら,今後,どのような社会や経済を構築していくのか?」について,自分の意見を理路整然と説明できるようになる.



履修上の注意

1.講義は,対面で行われる予定である.
2.講義は積み重ね方式になっているので,それまでの講義で習ったことが頭に入っていなければ,講義内容がどんどんわからなくなってしまう.したがって,欠席や遅刻等をしないこと.
3.講義では,講義資料や学習ノートをプロジェクターで表示しながら講義を進める.また.授業中に学習ノートや課題をこなしてもらい,ccsの「レポート」へ提出してもらう.したがって,毎回,ノートパソコンを携帯すること.
4.授業中の不必要な私語を厳禁する.何度か注意しても同じ行為を繰り返す場合は,大幅に平常点の減点を行う.
5.受講者の講義への積極的な参加を希望する.積極的に意見や質問を行ってもらいたい.



【事前準備学習】

受講前:
1.1年次で学習した「ミクロ経済学入門」,および,「マクロ経済学入門」の内容についてよく復習を行うこと.
2.日頃から新聞を読んだりニュースを見たりしながら国や地方の財政に関心を持つこと.

受講後:
1.配布された講義資料や学習ノートを参考に復習を行うこと.
2.ccsの「自学自習」の問題を解いて,理解を確実なものにすること.特に,公務員を目指している受講生には,強く推奨する.
3.講義で扱ったトピックについてもう少し深く勉強したいと思った受講者は,「さらなる学習のために」に記した文献を学術情報センターで借りるなどして該当箇所を読むこと.



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 本講義では,特定のテキストは使用しない.代わりに,講義資料と学習ノートをccsの「教材BOX」にアップし,「自学自習」に練習問題と解説があるので,これらを用いて授業内での課題提出と授業外での予習・復習を行っていただきたい.
参考書『財政のエッセンス』 西村幸浩・宮崎智視 有斐閣 2015年
『財政学 ベーシックプラス』 山重慎二 中央経済社 2016年
『財政入門』 森田雄一・柳原光芳編 中央経済社 2019年
『財政学の扉を開く』 高橋正幸・佐藤滋 有斐閣 2020年
『はじめて学ぶ財政学1 2021年度版』 矢吹初 Kindle出版 2021年
『はじめて学ぶ財政学2 2021年度版』 矢吹初 Kindle出版 2021年
『私たちと公共経済』 寺井公子・肥前洋一 有斐閣 2015年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

 平常点30点満点(講義中の課題の提出),学期末試験70点満点の合計100点満点で,以下のように絶対評価を行う.

   90 点以上の場合 → S,80点以上89点以下の場合 → A,70点以上79点以下の場合 → B,
   60点以上69点以下の場合 → C,59点以下の場合 → D

なお,学期末試験を受験したとしても,6回以上の欠席で「受験資格なし」とするので注意すること.



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1講義の概要とガイダンス:財政とは?財政学とは?
2市場経済における政府の役割と財政の三機能
3市場の失敗、政府は誰のもの?
4予算制度と予算の種類
52022年度一般会計予算
6わが国の財政の現状と国際比較
7財政投融資
8経済の安定化:45度線分析の復習を兼ねて
9財政政策のマクロ経済効果
10社会保障と所得再分配
11年金
12国債
13過剰な政府債務の弊害
14財政の持続可能性
15授業総括
16定期試験期間