【講義概要】
現在、国際社会で起こっている様々なできごとを理解するためには、その理解を助けるための基本的な知識と考え方が必要になります。その基本的な知識と考え方を養うための講座のひとつが、国際関係論です。
本講座では、日本に住む皆さんの生活がどのように国際社会の諸問題と関係しているのかについてをアジアとの関係において考えていきたいと思います。よって、本講座では、国際関係論のなかでも特に第三世界(主にアジア、アフリカ、南米をさす)の社会構造に注目する「第三世界論」を中心に、その理論および実際の国々の現状をアジアを中心に分析して、日本との関係を考えたいと思います。
本講座は、本学のディプロマポリシーである専攻する学位分野における基礎知識を体系的に身に付けること、分析力、論理的思考力の技能を身に付けることを目指します。
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組等の内容をより深く理解することができること。
【履修上の注意】
講義内容を聞きながら、自分で、ノートをとることが必須となります。
毎回の復習を心がけて下さい。
課題のレポートがあります。
非対面時は、CCSを活用した基本型授業で実施します。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 用いない。講義スライドを参照すること。 |
参考書 | 必要ならば授業中に提示 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
課題の提出(課題提出の評価基準については、初回の講義で説明するので注意すること)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 第三世界とは | |
2 | 南北問題 | |
3 | 従属論 | |
4 | 第三世界における紛争 | |
5 | ODA, 環境問題 | |
6 | 難民、移民 | |
7 | 第三世界の経済秩序 | |
8 | アジア太平洋の経済発展と華僑 | |
9 | 韓国、台湾 | |
10 | シンガポール、香港 | |
11 | ベトナム, フィリピン | |
12 | マレーシア、インドネシア | |
13 | 中国と香港 | |
14 | 日本とアジア | |
15 | グローバル化とアジア | |
16 | 定期試験期間 | |