【主題】
卒業研究を仕上げるために必要なノウハウを身につける。身についたことは、社会に出ても役立ちます。いや、社会に出るために必要な能力の一つとして身につける必要があります。
【指導方針概要】
四年次の卒業研究に必要な,論理的な考え方,文献の読み方,データの見方,扱い方などの初歩を学ぶ.研究のテーマは,身体運動・筋の働きの分析,その他各種スポーツ,健康運動に関連したもの.「興味のあるテーマをみつける」「そのテーマがどのようにどの程度研究されているか調べる」「自分のやるべき作業をデザインする」「測る,調査する」「分析する」「考察する」「まとめる」の流れを経験することがねらいとなる.発表はPowerPoint,レジュメを作成する.
演習テーマ
1. 研究演習のオリエンテーション
2. Excelの使い方(セル,シートの操作)
3. Excelの使い方(データの取り込み,データ操作・加工,グラフ化)
4. ExcelとWordの使い方
5. 実習~筋活動計測・データ収集
6. データ処理,視覚化の実際
7. レポート作成
8. 実習~センサを用いた動作計測・データ収集1
9. データ処理,視覚化の実際
10. レポート作成
11. 実習~センサを用いた動作計測・データ収集2
12. データ処理,視覚化の実際
13. レポート作成
14. 分析の仕方,データの解釈の仕方
15. 春学期まとめ
16. 実習~カメラを用いた動作計測・データ収集
17. 動画処理,連続写真化の実際
18. レポート作成
19. 実習~三次元動作計測
20. ラベルづけ,三次元データの出力・加工の実際
21. レポート作成
22. フォースプレートデータの処理,視覚化の実際
23. レポート作成
24. 興味関心のあるテーマに関する文献検索(CCS検索)
25. PowerPointの使い方,文献抄読
26. 文献抄読,発表,解説
27. 文献抄読,発表,解説
28. 文献抄読,発表,解説
29. 卒業論文の書き方解説
30. 卒業研究実験・調査計画発表
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『大学生のためのレポート・論文術』 小笠原喜康 講談社現代新書 2002年 『レポート・小論文・卒論の書き方』 保坂弘司 講談社学術文庫 1978年 『「分かりやすい説明」の技術』 藤沢晃治 講談社ブルーバックス 2002年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
1.コンピュータ(Microsoft Officeなどのソフト)の操作に慣れること
2.文献を粘り強く読むこと
3.考えを巡らすこと(沈思黙考)
4.想像力,創造力を働かせる努力をすること
5.「日本語」を使って議論すること,人の話を聞くこと
6.あらゆる作業の努力,持続を心がけること
最終目標に到達するまでのプロセス(過程)が大切です.