【主題】
現代社会における体育・スポーツの諸問題について、自分自身の独創的な視点から、卒業論文として完成させる。
【指導方針概要】
科学研究は、私たちを取り巻くさまざま事象に関して、その成り立ちや理由について真理をとらえて解明したいという、知的な好奇心や探究心からもたらされる活動と言われている(日本学術振興会:科学の健全な発展のために)。
この研究演習も同一の路線にある。現代社会における体育やスポーツの問題事例について、その原因、理由について解明したいという好奇心や探究心がベースになっている。
そこで、この授業では、まず、課題の抽出作業を行う。新聞、メディア報道、専門雑誌などから問題事例を抽出する。次に、問題事例に関連した資料、文献収集する。さらには自身のアプローチ(研究視座)から問題事例を考察し、結論を出す。
春学期は、前年度に作成した、研究演習の課題レポートを推敲する。秋学期は個々人の卒業論文の課題に沿って作業が展開される。春学期も秋学期も、研究成果をプレゼンテーションする機会を設ける。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『改訂スポーツ倫理』 近藤良享 不昧堂出版 2019年 『スポーツ倫理の探究』 近藤良享編著 大修館書店 2010年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
卒業論文は、大学生としての集大成であるので、世界にⅠつの論文と自負できるようなものに仕上げて欲しい。そのために、対面授業とTeamsによる遠隔授業の併用によって積極的な論文作成を希望する。