【講義概要】
この科目は商学部経営情報学科のディプロマ・ポリシー【知識・技能】のうち、「建学の精神に依拠する教育を基盤とするカリキュラムの履修により、グローバルな視点から豊かな倫理観と教養に基づいて行動することができる。」、および【知識・技能】のうち「商学、経営情報学を深く学ぶことによって、それらを柔軟に活用することができる能力を身につけることができる。」、「修得した知識や技能を活用して、経済社会の各分野において革新を担うことができる能力を身につけることができる。」能力の育成を目的とします。
本講義では、ホスピタリティとは何かを考え理解し、学生の皆さん自身が発揮できる力を培うことを目指します。
ホスピタリティとは、接客・接遇の場面のみに発揮されるものではなく、「人と人」「人と組織」「人とモノ」などの関わりにおいて実際に形にして表されるものです。
ホスピタリティの力を理解し、グローバルな視点から豊かな倫理感と教養に基づき行動する力、多様性を尊重する考え方、よりよい人間関係を構築するために抑えておくべき対応について考えます。
さらに、自己を取り巻く環境の中で自主的な気づきと振り返りを生み出し、自己を取り巻く他者にも理解を促すことができる人材となるために、コーチング手法を用いたホスピタリティコーチングについての理解を深めます。
まずは、学生の皆さん自身がホスピタリティ・マインドをもち、関係性マーケティングやサービスマーケティングの視点から企業戦略へ活用できる人材になることを期待します。
【学習到達目標】
・ホスピタリティとは何かを理解している。
・多様性を尊重することができる。
・基礎的能力を修得し相手の立場に立った対応ができる。
・公共の場やビジネスの現場でホスピタリティを発揮することができる。
・人間関係を構築する方法を理解し、ビジネスにも応用することができる。
【履修上の注意】
・ 出席が2/3回以上確認できた受講生のみ受験資格を与える。
・ レポートなど、提出物管理を怠らないこと。
・ 他の受講生の妨げになる行為であると判断した場合は、都度、成績評価点より減点する。
・非対面授業週の講義は、CCSを活用した基本型授業とTeamsを併用して実施する
Teams招待コード
cnrvdjx
【事前準備学習】
受講後は関連事例を調べて知識を深め、受講前には次回講義テーマに関連する事柄を意識的に調べること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『ホスピタリティ・マネジメント学原論』 服部 勝人 丸善株式会社 2006年 『ホスピタリティ・マネジメント』 徳江 順一郎 同文舘出版 2018年 『ホスピタリティコーチング』 清水 均 日経BP社 2013年 『サービス&ホスピタリティ・マネジメント』 徳江 順一郎 産業能率大学出版部 2011年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
筆記試験 60%、レポート評価 25%、授業への取り組み姿勢 15%
試験については、正解を解説するフィードバックの時間を確保する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション、 『鏡の法則』から自己を見つめる | |
2 | ホスピタリティとサービス | |
3 | EQ理論 | |
4 | TA交流分析 | |
5 | ホスピタリティ・マインド | |
6 | 企業とホスピタリティ | |
7 | 関係性マーケティング | |
8 | 顧客関係性管理 | |
9 | 顧客満足とホスピタリティ クレーム対応 | |
10 | ホスピタリティ・マネジメント | |
11 | リーダーシップとコンフリクト・マネジメント | |
12 | ホスピタリティコーチング | |
13 | サービスとホスピタリティコーチング | |
14 | 人間関係構築とホスピタリティコーチング | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |