名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限国際会計論秋A名古屋 23曽場 七恵CS3322

【授業情報】

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講義概要

会計基準は、上場企業を中心として、企業が必ず守らなければならないものである。1990年代後半から始まった「会計ビッグバン」によって、わが国の会計基準は大きな変化を迎えた。
 
21世紀、会計は、一つの企業、一つの国に対して在れば良しではなく、世界共通の会計基準となるべきだとして、世界中で議論が開始された。国際会計基準審議会(IASB)が主体となって、「国際財務報告基準(IFRS)」と呼ばれる国際基準としての会計基準があるが、わが国はこの基準との関係を日々検討している最中である。
 
本講義では、実際のビジネスや企業経営に関する諸問題を、会計基準のグローバル化によってもたらされる現状に着目し、様々な国の視点から国際企業経営の特徴について学習する。



【学習到達目標】

会計基準のグローバル化について理解する。
日本の会計基準と世界の基準の違いについて理解する。



履修上の注意

基礎的な簿記、会計学の知識を前提に講義を展開する。
理論的な知識を得ることが中心であり、簿記の仕訳等はさほど登場しない。
学習状況に応じて講義計画を変更する可能性がある。




【事前準備学習】

受講後は講義スライドとミニッツペーパー課題の内容をノートにまとめておくことが望ましい。
わからない箇所があれば、すぐに質問をすること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『IFRSを紐解く』 吉岡正道(編著) 森山書店 2021
参考書『国際会計論』 森川八洲男 白桃書房 2015
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

Minute Paperを中心とした毎講義時の課題と定期的な小レポートで総合的に評価する。

学則の規定を満たしていない者や、受講マナーの悪い学生は失格とする。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション
2国際会計とは
3国際会計と関連組織
4国際会計基準の歴史的歩み
5まとめと小レポート(1)
6諸外国と国際会計(1)英国とアメリカの会計制度
7諸外国と国際会計(2)ドイツとフランスの会計制度
8EUと国際会計基準
9日本と国際会計
10まとめと小レポート(2)
11概念フレームワーク
12国際会計と財務書類
13連結財務諸表
14国際会計基準と企業
15まとめと小レポート(3)
16定期試験期間