名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限まちづくり演習秋A名古屋 21澤田 景子AR1302

【授業情報】

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講義概要

本演習では、「減災福祉まちづくり」をテーマに学習します。
「まちづくり学(減災福祉)」と対となる演習です。

みなさんは大きな地震や水害に見舞われたら自分はどうするだろう、と考えたことはありますよね。
「まちづくり演習(減災福祉)」では、さまざまな活動を通じてこのことを考えてきました。併せて、自分たち若くて元気な人だけでなく、高齢者や障がい者についても、想像力を働かせて学習してきました。
本演習では、‶地域における多様性に配慮した減災・防災″をテーマに、講義のほか、防災ゲーム等でのグループ学習、地震・水害体験、避難所運営体験などを通して理解を深めます。また、授業後半では、意識啓発のための学習シート「災害版バリアを探せ!」を制作します。

Teams授業時のチームコード:l2yx2yl

本授業は本学CP(カリキュラムポリシー)に則り、「まちづくり学」「まちづくり演習」「上級まちづくり演習」の3段階で構成されている授業プログラムの第3段階となります。
また、本授業では演習への取り組みを通じて、本学DP(ディプロマポリシー)における思考力、判断力、表現力を養うこと、またグループ活動などを多く取り入れ、主体性、多様性、協働性を高められるよう構成しています。

受講生には、積極的な参加を強く求めます。

※COC地域志向科目



【学習到達目標】

地域の情報を収集するなかで、災害被害を想定でき、被災者の困りごとの把握とそれを解決する手段を考え、実行に移すことができるとともに、日常的に減災福祉のためのまちづくりプログラムを立案することができる人材を育成することを目標とします。



履修上の注意

1.第1回目のガイダンス時に履修者を確定します。よって、第1回目を欠席すると履修登録はできません。
2.直近の地域課題によって、取り組む具体的なテーマを確定します。
3.グループワーク、プレゼンテーション、ロールプレイングなど、基本的に演習形式ですすめますので、積極的な参加が必要です。単に出席しているだけでは、成績評価に結びつきませんので、十分注意してください。
4.受講希望者が多数の場合は、「減災福祉まちづくり学」あるいは「ボランティア演習」を履修済みの人を優先、GPAと履修状況を総合的に勘案して受講者を決めます。
授業時間外で取り組んでもらう課題もあるので、意欲のある学生の受講を期待しています。



【事前準備学習】

下記の参考文献や日常的にテレビ・新聞・雑誌で本テーマとかかわる記事やニュースを入手しておいてください。そうすると講義の理解も深まります。
専門用語が授業中に出てきますので、わからない場合は事前事後に各自で言葉の意味を調べるなどして、理解を深めておいてください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書適宜、レジュメを配布します。
参考書『防災ゲームで学ぶリスクコミュニケーション』 矢守克也・吉川肇子・網代剛 ナカニシヤ出版 2005
『被災地デイズ:時代QUEST』 矢守克也編著 弘文堂 2014
『減災と市民ネットワーク~安全・安心まちづくりのヒューマンウェア~』 三舩康道 学芸出版社 2012
『12歳からの被災者学:阪神・淡路大震災に学ぶ78の知恵』 土岐憲三・河田恵昭・林春男監修 日本放送出版協会 2005
適宜、参考文献を紹介します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

まちづくりの前に、授業づくり。授業への参画(70%)、提出課題(30%)を目安に総合的に評価します。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1 1: ガイダンス
22: 前提となる知識の確認
33: 災害心理と減災への備え
44: 地震・水害体験
55: 災害時の被害想定
66: 災害リスクを調べよう
77: 避難生活を学ぶ
88: 避難所運営の基本
99: 要配慮者支援と多様性配慮
1010: 障碍者と減災
1111: 避難所運営体験の準備
1212: 避難所運営体験
1313: 振り返り
1414: 「災害版バリアを探せ!」をつくろう
1515: 発表・デモ実施・修正
1616: 定期試験期間