【講義概要】
スポーツ心理学とは、人間が生み出したスポーツという文化に対する心理学的な諸問題について研究する学問である。 この授業では，主に競技力の向上や、健康増進に関わるスポーツ心理学の理論及びメンタルトレーニングなどの実践的な利用法について学ぶことを目的とする。 競技スポーツにおいては指導者とアスリートの関係性を中心に動機づけと自己意識との関係を解説し、学習者自身の競技生活に参考とするのみならず、将来指導者としてスポーツ指導に携わる際のスポーツ心理学を応用した指導法についても解説する。また、健康のためのスポーツ活動においてスポーツがこころと体の健康にどのような影響を与えているか理解を深め，実践場面への介入法・指導法についても講義する。
【学習到達目標】
スポーツに対して競技または健康増進を目的として携わっている人間に与える心理学的な影響についての知識を学び、実践場面での介入法や指導法等を習得すること。
【履修上の注意】
講義では常に問題意識を持ち、疑問を膨らませながら、学んだ内容を実践場面に生かすにはどうすべきかを主体的に考えながら取り組むこと。
尚、この授業は、対面形式の授業を実施します(教材提示・課題提出あり)。ただし、感染状況などによっては非対面授業も併用して実施することも検討します。
※非対面授業は、CCSを活用した基本型授業（教材提示・課題提出）などで実施しますので、CCS上の「連絡BOX」を確認するようにしてください。
【事前準備学習】
事前学習として、スポーツ心理学に関する概論レベルの知識をもっておくことが望ましい。毎回の講義については、その都度、重要な事柄をまとめておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 随時資料配布を行う。 |
| 参考書 | －参考書は、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
平常点，授業内のレポート、最終課題による総合評価。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | ガイダンス | |
| 2 | スポーツ心理学とは | |
| 3 | スポーツ活動に必要な心理的スキル１ メンタルマネジメント | |
| 4 | スポーツ活動に必要な心理的スキル２ メンタルトレーニング | |
| 5 | スポーツと学習 | |
| 6 | スポーツとパーソナリティ | |
| 7 | スポーツと動機づけ | |
| 8 | スポーツと社会心理学 | |
| 9 | 競技スポーツの心理 | |
| 10 | スポーツメンタルトレーニング | |
| 11 | 心理臨床技法のスポーツへの応用 | |
| 12 | 健康スポーツの心理 | |
| 13 | スポーツと臨床 | |
| 14 | メンタルマネジメント | |
| 15 | まとめ | |
| 16 | 定期試験期間 | |