【講義概要】
経済活動の国際化、グローバル化、ボーダレス化、はますます進展している。さらに、経済のソフト化・サービス化、高度情報通信ネットワーク化、規制緩和の進展になどにより、企業活動の様々な分野で変化がおきている。特に流通の変化はめざましく、商品や商品の販売方法、流通システムに大きな変化があらわれてきている。
特に、ヒト(人員)、モノ(商品)、カネ(金融)、情報、技術やノウハウなどは、国境を越えて自由に大規模に移動しており、国家間の垣根はますます低くなっており、全世界を視野に入れて経営活動(ビジネス活動)を行わなくてはならなくなってきている。
そこでこの商学総論では、上記のような変化、進展に対応するために、企業やその他の組織・機関における商品(有形商品、無形商品、サービス、アイデア、など)についての流通に関連した諸活動に関する基礎的な知識を講義する。
講義を受けるに当たっては、テレビ、新聞等で講義テーマに関するニュース、資料の収集を積極的にすること、を望む。
本講義はディプロマ・ポリシーの【知識・技能】における、流通・マーケティング、会計、経営、金融・財務、スポーツマネジメントなど、商学における高度な学術理論およびその実践について学修し、企業や消費者および市場が直面する諸問題の本質を正しく理解することができること、修得した知識や技能を活用して、実際のビジネスや企業経営ならびにスポーツマネジメントに関する諸問題に対する解決策を探求する能力を身に付けることを目的としている。
【学習到達目標】
実態と全貌や状況などを正しく把握し、変化する状況にいかに対応することが必要か、についての基礎的な知識、理論、戦略を学ぶこと。
【履修上の注意】
この講義は、対面授業と非対面授業を織り交ぜた形で実施します。非対面授業は、CCSを活用した基本型授業とTV会議システム(Teams)を活用して講義を行います。Teamsのコードはmz52vzeです。講義において受講態度の悪い学生(携帯電話での通話、私語、居眠り、飲食などマナーを守らない学生)は受講が取り消される。発言、受講後の質問など積極的な受講態度の学生にはプラス点が付加される。
【事前準備学習】
テーマに関して現実の現象としてどのようなことがおこっているのかについて主体的に情報収集をしておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『商業概論』 名古屋学院大学商学部編 中央経済社 2019 開講時に指示する。 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
指定図書 | 『一覧』 |
【評価方法】
試験80% 平常点20%(発言・課題)。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 商学を学ぶ意義 | |
2 | 商業の発展 | |
3 | 流通機構 | |
4 | 商業・流通の意義 | |
5 | 商品流通 商品類型 | |
6 | 商品流通 チャネルの類型 | |
7 | 物的流通 輸送 | |
8 | 物的流通 保管 | |
9 | 情報流通 SCM | |
10 | 情報流通 POS,EOS | |
11 | 情報流通 ICタグ | |
12 | 流通補完する活動 金融 | |
13 | 流通補完する活動 保険 | |
14 | 消費者からみた流通 消費者保護 | |
15 | 先物取引 | |
16 | 定期試験期間 | |