【講義概要】
経営に関する問題を中心に、シミュレーションモデルを適用し、分析する手法を学ぶ。経営におけるシミュレーションの活用や、シミュレーションのモデル化および適用方法だけでなく、分析とその応用についても学ぶ。シミュレーションをモデル化するために必要な数理や統計知識についても習得し、実際にコンピュータを用いてモデルを構築し、実験を行う。その結果分析から、実際の経営に活用する方法についても習得する。シミュレーションのモデルは、主にExcelの表計算ソフトを用いて、モデルを構築する。
講義動画を見て毎回予習をし、講義では演習問題のシミュレーションモデルを作成する。
本講義は、経営情報学科のディプロマ・ポリシー(ディプロマポリシー)【知識・技能】のうち、「修得した知識や技能を活用して、経済社会の各分野において革新を担うことができる能力を身につけることができる」ことを主な目的としている。
【学習到達目標】
・経営におけるシミュレーションの適用方法を習得する。
・シミュレーションのモデル化の手法を習得する。
・シミュレーションモデルを構築し、実験および分析方法を習得する。
【履修上の注意】
・・毎回、パソコンを用いて演習問題を解き、提出すること。
・講義前には講義動画を視聴し、予習をしてくること。
・Excelの基本的操作ができるようにしておくこと。
・この授業は、非対面授業週の講義を、アプリケーションによるTV会議システム(Teams等)を使用して実施します。
Teamsの招待コード:yaw2t23
【事前準備学習】
事前学習
・毎回講義前には、必ず予習動画を視聴し、課題に取組み、予習課題を提出すること。
事後学習
・毎回講義後には、演習課題に取組み、演習課題を提出すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『経営情報処理の実践』 梶田建夫・程鵬・三輪冠奈 同文舘 2012 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
講義における課題提出と期末試験によって評価する。
予習課題の提出(40%)・演習課題の提出(40%)と期末試験(20%)。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス:経営シミュレーションとは?(Excel基本操作の確認) | |
2 | 基本データ処理 | |
3 | 需要予測問題 | |
4 | シミュレーションに必要な統計の基礎知識(乱数と確率分布) | |
5 | 乱数発生問題 | |
6 | モデル化とシミュレーション | |
7 | 待ち行列のシミュレーションの構築 | |
8 | 待ち行列のシミュレーションの実験と分析 | |
9 | 待ち行列のシミュレーションの応用 | |
10 | 在庫管理問題 | |
11 | 在庫管理のシミュレーションの構築 | |
12 | 在庫管理のシミュレーションの応用(新聞売り子問題) | |
13 | マルチエージェントシミュレーション | |
14 | マルチエージェントシミュレーションの応用 | |
15 | 授業総括及び試験 | |
16 | 定期試験期間 | |