名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限財務諸表分析春A名古屋 23曽場 七恵CS3320

【授業情報】

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講義概要

 財務会計とは、株主や債権者など企業外部の利害関係者に対して、企業の財政状態と経営成績を報告することを目的とする。その報告に用いられるのが財務諸表である。
 本講義では、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書という財務諸表を中心に、それらの計算書が企業の何を明らかにしているのかを学習する。経営分析の基礎となる収益性、効率性、安全性の視点から、各分析の意味と計算式の構造を理解することを目的とする。

 本講義は、ビジネス会計検定試験3級の内容に即したものである。実際のビジネスや企業経営に必要な財務諸表を読み解く知識と技術を身につけることで、経営に関する問題へ対処する能力を培うことを目指す。



【学習到達目標】

財務諸表の特質を理解し、情報を読み解くことができる。



履修上の注意

<重要1>
第1回目の講義は動画配信によりガイダンスを行います。
初回講義日にCCSの教材ボックスにある講義リンクから視聴した上で、履修を決めてください。
履修に関する質問がある人は、履修登録変更期間中にCCSの相談窓口から連絡してください。

<重要2>
非対面授業週の講義は、CCSを活用した基本型授業とTV会議システム(Teams等)を併用して実施します。
teamsアプリには、下記のチームコードを入力して参加してください。

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簿記・会計の基礎知識を持っていることを前提に講義を展開するため、簿記入門と会計学入門は履修済みであることが望ましい。
実際の企業データを利用するため、興味関心のある企業をあらかじめ調べておくことが望ましい。



【事前準備学習】

受講前:
就職希望や興味関心のある企業を事前に調べておくこと。

受講後:
本講義と並行してビジネス会計検定試験3級の受検を勧める。
授業で学んだ分析指標を就職活動や企業分析に活用してみること。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『ビジネス会計検定試験公式テキスト3級(第4版)』 大阪商工会議所編集 中央経済社 2019
教科書を購入する意思のない学生は履修しないことを勧める。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

講義時のミニッツペーパー等の小課題30%と、期末試験70%によって総合的に評価する。
学則の規定を満たしていない者は期末試験の受験資格を失う。
私語や試験時の不正行為等、受講マナーの悪い学生は退出及び失格とする。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション
2財務諸表の役割と活用方法
3貸借対照表の役割と見方
4損益計算書の役割と見方
5収益性の分析(1) 資本利益率、ROAとROE
6収益性の分析(2) 売上高利益率の分析
7効率性の分析(1) 資本回転率の分析
8効率性の分析(2) 売上債権回転率、仕入債務回転率の分析
9安全性の分析(1) 自己資本比率の分析
10安全性の分析(2) 流動比率と当座比率の分析
11生産性の分析(1) 付加価値
12生産性の分析(2) 労働生産性と資本生産性
13キャッシュ・フロー分析
14企業間比較分析(1)
15企業間比較分析(2)
16定期試験期間