名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限工業簿記1春A名古屋 22曽場 七恵CS2346

【授業情報】

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講義概要

 工業簿記とは、自動車やパソコン、家具などのモノを作っている会社、つまり製造業で用いられる簿記を指す。
 商業簿記との大きな違いは、自分の会社で販売するモノを作るという点にある。
商業簿記では、仕入れた商品を販売するだけというシンプルな流れであるが、工業簿記では、調達してきた材料に手を加えて製品を作るという過程がある。日本にも製造業(メーカー)は多く存在し、自社で製品を作ることで日々の会計処理には特殊な勘定科目が利用され、原価計算を行うという高度な知識が必要となる。原価計算と原価管理システムについて学習することで、実際のビジネス社会での経営管理に必要な知識を習得する。
 本講義では、日本商工会議所主催の簿記検定2級「工業簿記」範囲の基礎について学習する。



【学習到達目標】

工業簿記の特徴及び原価計算の仕組みについて理解する。



履修上の注意

<重要1>
第1回目の講義は動画配信によりガイダンスを行います。
初回講義日にCCSの教材ボックスにある講義リンクから視聴した上で、履修を決めてください。
履修に関する質問がある人は、履修登録変更期間中にCCSの相談窓口から連絡してください。

<重要2>
非対面授業週の講義は、CCSを活用した基本型授業とTV会議システム(Teams等)を併用して実施します。
teamsアプリには、下記のチームコードを入力して参加してください。

vu9msnl

簿記入門および会計学入門を履修済みの知識がある前提で講義を展開する。
簿記および会計学に関心のない学生は履修しないことを推奨する。
講義と並行して日商簿記検定2級の受検をすることが望ましい。




【事前準備学習】

電卓(10桁以上)を用意すること。
期末試験では自作ノートは持ち込み可なので、受講後はノートの整理をすること。
わからない箇所はその都度質問をすること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『最新段階式 日商簿記検定問題集2級工業簿記 三訂版』 実教出版 実教出版 2017
秋学期の「工業簿記2」でも同じ教科書を使用します。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

毎講義時の課題40%(ミニッツペーパーが中心)
期末試験60%(教科書、自筆ノート持込み可)

学則の規定を満たしていない者は期末試験の受験資格を失う。
私語や試験時の不正行為等、受講マナーの悪い学生は失格とする。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション − 工業簿記の特徴 −
2工業簿記の基礎
3原価計算の意義と活用
4工業簿記の仕組(1)勘定体系
5材料費(1) 意義と分類
6材料費(2) 計算処理
7材料費(3) 消費価格の計算
8労務費(1) 意義と分類
9労務費(2) 計算処理
10経費
11個別原価計算(1) 意義と種類
12個別原価計算(2) 製造間接費の配賦
13個別原価計算(3) 製造間接費の配賦差異
14総合原価計算(2) 仕損と作業くずの処理
15まとめ
16定期試験期間