名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限行政法特講秋A名古屋 23國井 義郎LG3306

【授業情報】

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講義概要

 行政職公務員(県庁・市町村職員、国家公務員)を志望する者を対象として、その合格の前提となる学力を向上させるため、多肢選択式試験(行政法)および論文式試験(行政法、教養論文)対策を行う。
 本講義は、行政職公務員(県庁・市町村職員、国家公務員)を志望する者を対象とする。
 直近のGPAが2.5以上であることが望ましい。
 本講義の内容は、「行政法総論1」、「行政法総論2」、「行政救済法1」、「行政救済法2」および「地方自治法」の内容を応用発展させたものである。
 なお、本講義は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目の中の公法科目に該当し、ディプロマ・ポリシーに掲げられている専門的法的知識とリーガル・マインドを修得することを通じて、正義・公平・博愛の精神に立ちながら、社会で生起する様々な法的課題を正確に理解し、解決策を考える能力を身につけることを重視している。



【学習到達目標】

 本講義は、「行政法総論1」、「行政法総論2」、「行政救済法1」、「行政救済法2」および「地方自治法」の内容を前提としている。
 行政職公務員(県庁・市町村職員、国家公務員)の採用試験に合格するのに必要な知識を取得する。



履修上の注意

 本講義は、行政職公務員(県庁・市町村職員、国家公務員)の採用試験を受験する意思を持つ学生を対象とする。
 さらに、直近のGPAが2.5以上であることが望ましい。



【事前準備学習】

(1)受講前の準備
 受講前に、「行政法総論1」、「行政法総論2」および「行政救済法1」の内容を復習する。

(2)受講後になすべきこと
 さらに、本講義の受講と併行して、「行政救済法2」および「地方自治法」を履修し、その内容を把握する。
 問題演習した範囲ごとに、授業内容を、教科書や参考書で確認しておくことが重要である。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『公務員をめざす人に贈る行政法教科書』 板垣勝彦 法律文化社 2018
参考書『新・基本行政法』 村上武則監修=横山信二編 有信堂 2016
『別冊ジュリスト 行政百選Ⅰ<第7版>』 宇賀克也=交告尚史=山本隆司編 有斐閣 2017
『別冊ジュリスト 行政百選Ⅱ<第7版>』 宇賀克也=交告尚史=山本隆司編 有斐閣 2017
指定図書一覧

評価方法

(1)本講義では、定期試験(論文式試験)を実施する。
(2)本講義では、定期試験の点数に、小テストおよび課題レポートの点数を加算して、成績評価を行う。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンス
2【問題演習】「行政上の法律関係」+「行政上の基準(行政立法・行政計画)」
3【問題演習】「行政行為1(概念、効力、瑕疵、撤回)」
4【問題演習】「行政行為2(種類<許可・特許・認可>、付款)」
5【問題演習】「行政裁量」
6【問題演習】「行政指導・行政契約」
7【問題演習】「行政事件訴訟の類型」+「行政不服申し立て」
8【問題演習】「取消訴訟1(処分性、原告適格)」
9【問題演習】「取消訴訟2(事情判決)」
10【問題演習】「義務付け訴訟」+「差止め訴訟」
11【問題演習】「仮の義務付け」+「仮の差止め」
12【問題演習】「国家賠償法1条」
13【問題演習】「国家賠償法2条」
14【問題演習】「損失補償」
15【問題演習】「地方自治法(自治体の種類、直接請求、住民訴訟、条例制定権)」
16定期試験