名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限商法総則・商行為法春A名古屋 22戸川 成弘LG2306

【授業情報】

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講義概要

 商法総則・商行為法は、商法の総論部分と商行為法の内容について概説する科目である。
 本講義では、まず商法の意義と特色について説明する。そして、商法の適用範囲を定める重要な概念としての商人と商行為の概念について説明する。商行為については、商法上の具体的な商行為のそれぞれについて、詳しく説明する。
 そのうえで、商法総則の各制度(商号・営業譲渡・商業登記・商業帳簿・商業使用人)の内容と法的問題について概説し、さらに商行為の通則および商事売買に関する商法の規制の内容を民法の制度と比較して概説する。
 なお、本講義は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目の中の商事法科目に該当し、ディプロマ・ポリシーに掲げられている法的知識の獲得を重視している。



【学習到達目標】

・商法の意義と特色について説明することができるようになる。
・商人と商行為の概念について説明することができるようになる。
・商法総則の各制度の概要について説明することができるようになる。
・商行為の通則および商事売買に関する商法の規制の内容を民法の制度と比較して説明できるようになる。



履修上の注意

 非対面授業(オンライン授業)の実施方法は、CCSの教材ボックスに授業動画のリンクを貼り、そのリンクをクリックすることにより、授業動画を視聴してもらう方法とする(オンデマンドのビデオ授業)。

 授業の際には、必ず教科書と六法とレジュメ(CCSの教材BOXに掲載したもの)を用意すること。



【事前準備学習】

 「民法総則」「債権法」の内容を勉強して理解していることが望ましい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『商法総則・商行為法(第8版)』 近藤光男 有斐閣 2019年
参考書『商法判例集(第8版)』 山下友信・神田秀樹編 有斐閣 2020年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

平常点(CCSのMinutePaperに問題を出題し、解答を書き込んでもらう)30%
定期試験70%

定期試験については、試験終了後、CCSで解答のポイントを解説する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
11: 商法の意義と特色
22: 商法の適用範囲を定める概念―商人と商行為
33: 商行為の種類・絶対的商行為
44: 営業的商行為―商法502条1号~7号
55: 営業的商行為―商法502条8号~13号
66: 商人資格の始期と終期
77: 商号の意義と商号に関する規制
88: 名板貸
99: 営業譲渡
1010: 商業登記の意義と商業登記の効力
1111: 商業帳簿
1212: 商業使用人
1313: 商行為の通則―契約の成立に関する規制等
1414: 商行為の通則―債務の履行に関する規制等
1515: 商事売買に関する商法の規制
1616: 定期試験期間