名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限専門基礎演習2秋A名古屋 22山岡 航LG2106

【授業情報】

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講義概要

 本講義は、受講者がこれまでの授業で得た知識や理解をもとに、それらについて自ら調べ、内容を検討し、受講生どうしで議論することにより、より深い理解に至ることを目的とします。
 演習では、民法の論点や判例を中心に取り上げます。民法の中でも、受講生がすでに履修済みである総則・物権、履修中である債権法総論を中心に扱う予定ですが、これらに限定はしません。場合によっては、関連法に足を踏み入れるということも考えられます。
 これらの問題について、受講生全員で議論をすることが主な内容となります。ただし、議論に至るまでのやり方(報告形式、ディベート形式、自由発言形式など)については、特に指定はせず、受講生と相談のうえで決定をします。したがって、授業計画も暫定的なものであり、随時、変更をすることもあります。
 本講義は、法学部のディプロマ・ポリシーのうち、特に、【知識・技能】に関して「法律学における基本的知識の体系的理解およびその応用力」、「コミュニケーション・プレゼンテーション能力」を、【思考力・判断力・表現力】のうち、「他者に対して、自分の法的な考えを口頭や文章によって的確に伝える能力」を、それぞれ養うことを目的としています。
 また、カリキュラム上で重視されている少人数教育の主要科目として、グループワークやプレゼンテーションを中心に据えた授業を行います。

★この授業は、非対面授業週の授業を、Microsoft Teamsのビデオ会議を使用して実施します。詳細は後日お知らせします。



【学習到達目標】

・民法の問題や論点につき、基本的知識を定着させるとともに、より発展的な内容の理解ができるようになる。
・民法の問題に関する法的な考察の方法を身につける。
・議論の方法、報告の方法、プレゼンテーションの方法を身につける。



履修上の注意

・演習科目では、何よりも積極的な参加が求められます。「できる」、「できない」は重視しません。「90分間黙って座っている」ことがないようにしてください。
・また、演習を充実したものにするためには、授業外での準備(いわゆるサブゼミなど)が不可欠です。これらにも積極的に取り組むことを求めます。
・課題等の調査をする際には、必ず「紙の資料」(教科書、論文など)を読む必要があります。インターネット検索だけで済まさないようにしてください。

★新型コロナウイルス感染症関係について
コロナウイルスの影響によりオンライン授業となる場合、この授業はMicrosoft Teamsを用いたビデオ会議によって行います。
実際にオンライン授業となる場合には、別途詳細を案内します。



【事前準備学習】

・毎回の準備をする際には、図書館を積極的に活用してください。
・必須の条件ではありませんが、本講義と並行して、他の民事法系(民法、商法、民事訴訟法など)を履修することが望ましいです。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書授業中に適宜指示をします。
参考書授業中に適宜指示をします。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

 平常点で評価をします。レジュメの作成、演習への取り組みの姿勢、議論への参加の姿勢、レポートの内容などを総合的に評価します。
 何よりも「積極的・主体的に参加しているかどうか」を重視します。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション
21 民法の基本についての復習
32-1:物権法①:所有権と占有
42-2:物権法②:物権的請求権
52-3:物権法③:共有
62-4:物権法④:用益物権
73-1:債権法総論①:債権法総論の基本の復習
83-2:債権法総論②:履行障害——債務不履行
93-3:債権法総論③:履行障害——損害賠償
103-4:債権法総論④:債権の保全——債権者代位
113-5:債権法総論⑤:債権の保全——詐害行為取消権
124-1:担保物権①:担保物権法の基本の復習
134-2:担保物権②:抵当権の基本
144-3:担保物権③:抵当権の効力
154-4:担保物権④:物上代位
16定期試験期間