名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限商業経営講座基礎2春A名古屋 21金岡 勝一CT2330

【授業情報】

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講義概要

この科目は、学校教育における「流通分野におけるアクティブ・ラーニング教育」に該当する。

 本講座では、学校教育におけるアクティブ・ラーニング教育をテーマとする。また、新学習指導要領に「アクティブ・ラーニング」が明記されたこと、学校教育の改定によりアクティブ・ラーニングが推進されるようになったことなどから、学校教育の様々な場面で取り組まれるようになってきている。しかし、そのアクティブ・ラーニングを進める教師自身のアクティブ・ラーニング体験の経験がまだ少ないために、効果的な学習が展開されていない場合が多々ある。よって、流通教育において教師と学生によるアクティブ・ラーニングを通して、課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学びを展開することにある。
 そこで本講座は、流通教育に関わる基礎的・基本的な知識・理解はもちろん、具体的な流通業界の進展をより実践的に学ぶ機会とする。流通教育には、学習者自身の理解を深めること、そして周囲を取り巻く社会状況に対する理解を深める効果がある。
 そこで、学生には、流通教育を素材にして、小売業・卸売業の内容を深め、また、学生同士の議論を通して相互により理解を深めてもらいたい。さらに、学校教育におけるアクティブ・ラーニング教育は、論理的な思考力が展開でき、コミュニケーションが上手くとれる伝達能力を高め、それがどのようにキャリア能力の向上に繋がるのか、理解も深めてもらいたい。
 進め方としては、アクティブ・ラーニング教育に関する新学習指導要領の内容である基礎的・基本的な事柄は講義の中で伝える。そして、実際の学習プログラムは、日本商工会議所主催の「リテール・マーケティング(販売士)3級」レベルをおこなう。その範囲は、「小売業の類型」、「マーチャンダイジング」、「ストアオペレーション」、「マーケティング」、「販売・経営管理」の5科目となっている。そのため、自分がもし小売店の店長であったならどのように店舗運営をするのかをイメージしながら、積極的に課題に取り組む事を望む。



【学習到達目標】

・流通教育を通してアクティブ・ラーニングに関する様々な学習方法を体験し、学生同士の話し合いにワークショップを取り入れることができるようになること。

・店舗運営のシミュレーションなどを行う際に事前準備やプレゼンテーションなどができるようになること。

・リテール・マーケティング(販売士)3級のレベルに達すること。



履修上の注意

・遅刻、無断欠席、私語は厳禁。

・授業中はスマートフォンの電源をoffにすること。



【事前準備学習】

・次回の授業範囲を予習し、キーワード及び専門用語の意味を理解しておくこと。

・講義後は、自分なりに課題、宿題をこなして、次回授業でノートを提出すること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『リテール・マーケティング検定試験3級ハンドブック』 日本商工会議所・全国商工会連合会編 カリアック 2019
『オリジナル『問題集』』 K2Tエデュケーション講師 K2Tエデュケーション 2019
・商業経営講座基礎1と同じ教科書を使用する。 ・初回講義時に教科書の『ハンドブック』、『問題集』を配布する。 ・教科書の『ハンドブック』、『問題集』を合わせて定価11,000円(税込)。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

・試験50点、平常点50点
・試験は、5科目の各科目ごとの点数の結果から評価する。
・平常点は、随時提出する課題の内容と提出状況から判断して評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
11: 新学習指導要領における「流通分野におけるアクティブ・ラーニング教育」のねらい
22: 小売業の類型のテキストへのマーク
33: 小売業の類型の問題の解答解説
44: 小売業の類型のグループによる発表
55: マーチャンダイジングのテキストへのマーク
66: マーチャンダイジングの問題の解答解説
77: マーチャンダイジングのグループによる発表
88: 販売・経営管理の科目免除試験の結果発表
99: ストアオペレーションのテキストへのマーク
1010: ストアオペレーションの問題の解答解説
1111: ストアオペレーションのグループによる発表
1212: マーケティングのテキストへのマーク
1313: マーケティングの問題の解答解説
1414: マーケティングのグループによる発表
1515: まとめ
1616: 定期試験期間