【講義概要】
■講義内容
コロナ禍の影響によって、2022年度に実施する講義も、WEBまたは対面で実施することになる。
WEBで実施する場合であっても、対面で実施する場合であっても、2年生からの専門科目を学ぶために必要な知識を1年生で学ぶ。
はじめて経営学を学ぶことを念頭におき、経営の重要な分野・テーマ(企業論、経営戦略、経営組織、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について基本的な理論を学習する。
■講義で学んでほしいこと
修得した知識や技能を活用して、商学・企業経営に関する諸問題に対する解決策を探求する能力を身につける。
実際の企業経営について、自ら課題を見つけて解決していくために必要な思考力・判断力・行動力を身につける。
自己の課題解決に対する取り組みおよびその成果を論理的に他者に説明することができる力を身につける。
業および企業経営の持続的成長が社会経済の健全な発展に大きく影響を与えることを自覚して、商学・企業経営に関する多様な理論・実践を学修し、それらを組み合わせて問題解決する能力を身につける。
【学習到達目標】
■学んでほしいこと
経営学の全体像をつかみ、経営各論に進むための基礎づくりを目標とする。特に、企業の経営に関する仕組みや戦略などを理論的に学ぶことで、ビジネス社会で活躍する人材として、問題発見能力と課題解決能力の育成を目指す。
■目標
本講義では、「知識・理解」として経営学の諸問題を科学的に理解し説明できるための基礎力、 「思考力」として 企業経営に関する問題や課題を発見する能力、 「コミュニケーション」として自分の考えを論理的に表現する能力、 「態度・志向性」として自律的に学ぶ続ける学修態度を身につけて欲しい。
【履修上の注意】
本科目はスライド(PPT)を用いた講義形式です。真剣に聴講しノートを取るようにしてください。教科書指定はしませんが、CCSから適宜資料を配布します。新型コロナウィルス感染状況によっては筆記による期末試験をとりやめ、期末レポートにて評価します。
また、受講マナー遵守を徹底することを目的として、他の受講生の迷惑になる行為(私語、携帯電話・スマートフォンでの遊戯、講義及びスライドの録画・撮影禁止)が目立つ者は退出していただきます。なお、講義の進捗状況により講義テーマを変更・調整することがありますので注意してください。
【初回授業について】
初回はTeams(オンライン)でおこないます。
コード:030s6hf
チーム名:【月2】経営学総論2(蒲生)
【事前準備学習】
日経新聞やweb、テレビ番組(WBS等)をつうじて、日頃から経済や市場のトレンドに関する情報を得ておいてください。また、自筆ノートを毎回あるいは定期的に整理し内容の復習をしておくことをおすすめします(※他者に自筆ノートを貸したりコピーさせないようにしてください)。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『やさしく学ぶ マネジメントの学説と思想[増補版]』 渡辺峻・角野信夫・伊藤健市【編著】 ミネルヴァ書房 2010 『現代組織学説の偉人たち 組織パラダイムの生成と発展の軌跡』 デリック・S・ピュー、デービッド・J・ヒクソン【著】、北野利信【訳】 有斐閣 2003 『経営学100年の思想』 宮田矢八郎【著】 ダイヤモンド社 2001 講義中、適宜紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
定期試験、平常点および小テスト等を総合して評価する。
*WEB講義の場合は、その状況から講義で評価方法を説明する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 講義ガイダンス:経営戦略の概要 | |
2 | 伝統的な戦略理論①戦略と意思決定(イゴール・アンゾフ) | |
3 | 伝統的な戦略理論②競争戦略論(マイケル・ポーター) | |
4 | 伝統的な戦略理論③競争優位(マイケル・ポーター) | |
5 | 伝統的な戦略理論④創発的戦略論(ヘンリー・ミンツバーグ) | |
6 | 中間試験 | |
7 | グローバル戦略①社会 | |
8 | グローバル戦略②アプローチ | |
9 | グローバル戦略③組織 | |
10 | グローバル戦略④問題 | |
11 | 地域経済とビジネス①中小企業 | |
12 | 地域経済とビジネス②地方創生 | |
13 | 地域経済とビジネス③観光 | |
14 | ケーススタディ:まち(観光地)づくり | |
15 | 全体のまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |