名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限憲法特講春A名古屋 23山本 悦夫LG3301

【授業情報】

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講義概要

 本講義は、憲法1a、1bそして2で扱った憲法の総論・統治機構の理解を前提として、公務員行政職(県庁・市町村職員、国家公務員)を志望する者に対して、採用試験に必要な憲法の知識を確認し、その定着を図ることを目的とする。
 講義の前半では、憲法の試験について必要な論点、学説と判例を示すとともに、憲法の択一試験の過去問を解く。講義の後半では、法学一般の過去問を解くことに加えて、法学・憲法の記述式問題の解答方法を示し、練習問題に解答してもらう。
 この授業はカリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目のうち公法科目(選択科目)として開講され、履修することでディプロマ・ポリシーに掲げる公務員採用試験に必要な憲法・法学基礎的知識を体系的に身につけることができる。



【学習到達目標】

法学に加えて総論・統治機構など憲法の理解をいっそう深めるとともに、法的な思考方法を涵養し、それを文章として表すことができるようにして、公務員行政職採用試験に合格する能力を身につけることを目的とする。



履修上の注意

 行政職公務員(県庁・市町村職員、国家公務員)を志望する者に対して、採用試験に必要な憲法の知識を確認するとともにその定着を図ることを目的とする。
GPA2.5以上の成績を有すること、憲法2を履修済みであることを必要とする。
授業において配布されるレジュメや資料を十分に読んで授業に参加し、十分に復習を行うことが望まれる。
法律科目の授業では、六法を持参することが必要である。できるだけ新しい六法が望ましい。

新型コロナの感染状況により、授業がネット上で行われる可能性があります。
その場合のTeamCodeは、「iw79uxb」です。
現在のところ、4月の第1・3週を除いて対面で行う予定です。
ネットの場合、この授業はTeams上で行います。



【事前準備学習】

受講前に、法学・憲法の教科書を読み直しておいてほしい。
受講後になすべきことは、第1回目授業で指示する。
予習・復習が必要である。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『新・スタンダード憲法(第4版補訂版)』 古野豊秋・畑尻剛編著 尚学社 2016年
『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ(第7版)』 長谷部恭男ほか編 有斐閣 2017年
最新の鎌田薫他編『デイリー六法 令和3(2021)年版』(三省堂書店、2019年)を推薦します。 判例付六法(『判例六法』(有斐閣)、『模範小六法』(三省堂)、『公務員六法』(三省堂))を用意することが望ましい。
参考書授業中に指示する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

定期試験の結果80%、平常点20%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1はじめに
2人権総論(13・14条を含む)の択一式問題
3精神的自由権の択一式問題
4身体的・経済的自由の択一式問題
5社会権の択一式問題
6受益権・参政権の択一式問題
7国会の択一式問題
8憲法総論の択一式問題
9内閣・財政の択一式問題
10司法権の択一式問題
11違憲審査権の択一式問題
12地方自治の択一式問題
13法学概論などの択一式問題
14アウトプット編 政教分離原則、知る権利、検閲の禁止
15アウトプット編 営業の自由、司法権の独立、条例
16定期試験 択一問題と記述式問題