【講義概要】
「社会人基礎力」という言葉があります。この言葉は、企業と学生との間の「身につけておいてほしい(おきたい)能力水準」の認識の違いを埋めるために生まれました。「社会人基礎力」は、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力で構成され、「多様な人々と仕事をしていくうえで必要な基礎的な力」と定義されます。
本科目は、社会人として求められる「社会人基礎力」を習得することを目的として、講義をすすめます。
【学習到達目標】
社会人としてどのような意識や能力が必要なのかを理解すること。
学生のうちに何をすべきかを理解し、本科目をきっかけに目標を定め、計画し、行動に繋げること。
【履修上の注意】
▪教科書に線を引くのでマーカーを持参すること。
※9月21日と9月28日の授業はTeamsを使ったリモート方式で授業を行います。
チームコードは以下の通りです。
2humht1
【事前準備学習】
時事問題に関心を持つこと。新聞、雑誌などを読み、関心のある記事は残しておくこと。(詳細は、授業で伝えます。)
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『わかる社会人基礎力 -人生100年時代を生き抜く力-』 島田恭子 誠信書房 2019 |
参考書 | 適宜指示します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
ミニッツペーパー30%,(毎回授業内に提出)、レポート課題70%で評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 授業計画、社会人基礎力とは | |
2 | 「規律性」:社会のルールや人との約束を守る力 | |
3 | 「課題発見力」:現状を分析し目的や課題を明らかにする力 | |
4 | 「情況把握力」:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力 | |
5 | 「計画力」:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力 | |
6 | 「ストレスコントロール力」:ストレスの発生源に対応する力 | |
7 | 「創造力」:新しい価値を生み出す力 | |
8 | 「発信力」:自分の意見をわかりやすく伝える力 | |
9 | 「傾聴力」:相手の意見を丁寧に聴く力 | |
10 | 「実行力」:目標を設定し確実に行動する力 | |
11 | 「柔軟性」:意見の違いや立場の違いを理解する力 | |
12 | 「働きかけ力」:他人に働きかけ,巻き込む力 | |
13 | 「主体性」:物事に進んで取り組む力 | |
14 | 「社会人基礎力」確認ワーク: 12の能力要素をセルフチェック | |
15 | 総まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |