名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限情報社会論春A名古屋 22伊藤 昭浩CT2318

【授業情報】

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講義概要

「情報」という言葉は極めて曖昧であるが、「情報技術(Information Technology)」の高度な応用、象徴的にはデジタル化とネットワーク化をその基盤とする「情報社会」は着実に進展しつつある。
その変化の早さ、激しさは「革命」と言うに相応しく、生活、経済、産業、教育、行政、文化等々、あらゆる面での変化を促している一方、こうした「革命」は種々の問題も引き起こしており、いわゆる「影」の部分も多く生み出している。情報社会特有の「犯罪」や「社会不安」も次第に増加し、更には「ITを使える者」と「使えない者」つまり「デジタルディバイド」の問題も深刻化しようとしている。
本講義ではこうした情勢を理解し、「光」と「影」を正しく認識した上で、情報社会に生き、かつ、その健全な発展に寄与できる「常識人としての知恵」の基盤を醸成しながら、その理論や実際に対する理解を深めていく。



【学習到達目標】

急速に進展する「IT革命」の「光」と「影」を理解し、健全な「情報社会」の担い手として行動する為の、基礎的な「気づき」と「理解」を深める。



履修上の注意

この授業は、非対面授業週の講義を、
アプリケーションによる TV 会議システム(Teams)を使用して実施します。

Teams の招待コード:
i9ibs7m

なお、テーマごとに実際の事例を紹介しながら講義していくため、高い出席率とともに積極的な授業参加を求める。



【事前準備学習】

講義ごとに告知される次回テーマについて、文献およびインターネットを用いて基礎的知識および理解を高めておくよう、各人が事前準備しておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書講義テーマに即した参考書を各回にて紹介する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

レポート30%,学期末テスト50%,平常点20%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1授業の概要と進め方、 情報システム概論
2情報社会への理論的アプローチ1「情報の非対称性」
3情報社会への理論的アプローチ2「取引費用論」
4情報社会への理論的アプローチ3「ネットワーク外部性」
5情報社会への理論的アプローチ4「標準化」
6情報化の現状と動向1 パソコンとインターネット、携帯電話の普及と発展
7情報化の現状と動向2 企業での情報活用の形態、企業間ネットワークの発展
8情報化の現状と動向3 インターネットのインパクト
9IT革命とその影響1 情報化と経済
10IT革命とその影響2 情報通信政策
11IT革命とその影響3 情報教育、デジタル・デバイド -愛知県を事例とした考察-
12情報化社会の危険性1 著作権問題、プライバシー問題
13情報化社会の危険性2 暗号・電子署名・認証 不正アクセス
14情報化社会の危険性3 情報セキュリティの概念と特徴
15まとめ
16定期試験期間