名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限専門演習1通年名古屋 43鈴木 一永LG3101
5限専門演習1通年名古屋 43鈴木 一永LG3101

【授業情報】

表示する



主題

刑法学に関する重要な論点、判例について出席者が報告を行い、それに基づいて全員で議論をする。刑法の基本的な知識を身につけるとともに、議論を通じて他人を説得し、またお互いに納得のいく結論にたどり着けるようになることを目標とする。また、東海学生刑法学会(コロナの状況で不開催の場合あり)に参加し、他大の学生とも議論して視野を広げる。



指導方針概要

原則として、月に最低1回は全員に報告してもらうペースで進めたいと思います。報告は3〜4人のグループに分かれてしてもらおうと思いますので、メンバーで協力して報告を作り上げることが必要です。そのためには、ゼミの授業時間外で自主的に勉強し、グループが集まって準備することが必須です。また、コンパや長期休暇中の合宿等課外活動を予定しています。
なお、4年次のゼミでは最終的に卒業論文を作成してもらう予定ですので、3年次のゼミはそれに向けての基本的な知識、方法を学ぶ準備期間となります。
例年12月に開催される東海学生刑法学会に参加する予定です(昨年度、一昨年度はコロナの影響で中止)。これは、東海地区の大学の刑法ゼミが集まり、事例問題について有罪無罪、法律構成などについてディベートを行うイベントです。準備にはかなりの時間と手間がかかりますが、他大の学生と交流して、真剣な議論を行って競い合うことは得難い経験になると思います。
また、みなさんの希望に応じて、刑務所、少年院など、実際の社会で刑事法が運用されている現場を見学する機会も積極的に設けたいと思います(これもコロナ次第な部分がありますが・・・)。

以上のイベント、合宿等は原則として全員参加とし、無断欠席等には厳しく対処します。責任をもってゼミに参加し、楽しみながら何かを学び取って、卒業の際には社会に自信をもって出て行ってもらえるようなゼミにしたいと考えています。

※コロナの影響で対面授業が実施できない場合は、Teamsのテレビ会議機能を用いてリアルタイムで授業を実施します。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト適宜指示します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

成績は、ゼミでの報告、議論、報告準備、その他合宿等への参加態度を総合的に考慮します。これらへは原則全員参加とします。冠婚葬祭、就活等は考慮しますが、バイトや私的な用事での不参加は認めません。もちろん、無断欠席等は厳禁であり、厳しく対処します。
また、刑事法ゼミですので、刑事法の基本的な知識は持っていることを前提にします。必修科目である「刑法入門」「刑法総論」の他にも、「刑法各論」「刑事訴訟法」「刑事政策」などの刑事法科目を積極的に履修し、刑事法についての広い視野を持ってください。

今回入ってくれる皆さんが鈴木ゼミの5期生ということになります。僕自身、授業の中ではゼミを一番楽しみにしています。一緒に楽しいゼミを作り上げてくれる皆さんの参加を待っています。

【研究室訪問について】
3年ゼミからは原則2年間、同じ教員が担当します。お互い人間なのでタイプが合う合わないはあるものです。事前に僕と話してみることで、なんか思ってたのと違った、となる可能性が減ると思いますし、あれ、意外にいいかも?ってなるかもしれません。
鈴木(一)の研究室は翼館516です。いつ来てもらっても構いませんが、秋学期は月曜1限・4限、火曜5限・6限、金曜3限・4限の授業の前後であれば在室している可能性が高いです。研究室の電気が消えていても、とりあえずノックしてみてください。