名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限国際経済学2秋A名古屋 23伊沢 俊泰EK3305

【授業情報】

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講義概要

国際経済学は国境を越えるモノ・人・企業・資金の流れに注目した学問です。扱われるトピックは幅が広いですが,実は皆さんが毎日目にするニュースや新聞記事の中に多くの関連トピックスを見つける事ができます。
この講義では、すでに「国際経済学入門」や「国際経済学1」でこの分野に関する学修を深めてきた皆さんに,これまで余り触れることの出来なかった国際経済学のより進んだトピックスを提供します。国際経済分野に関心が深い人、国際経済をテーマに研究報告書や卒業論文を書き上げたいと考える人に向けて、現代的な国際経済学の内容をわかりやすく講義します。

この講義で取り上げられるトピックスは現代的な話題を基にして具体的な事例とそれを説明する理論と組み合わせて解説されます。具体的には以下のような内容です。

1. 「国際化」と「グローバル化」はどのように起き、どう異なるのか?
2. 製品差別化・規模の経済性と国際貿易:消費者の多様性に企業はどう対応するのか?
3. 企業の国際化:どのような企業が世界で成功するのか?
4. 国境の存在・貿易相手国との距離は国際貿易にどう影響するのか:島国日本の貿易構造
5. 地域貿易協定:TPP(CP-TPP)は日本と環太平洋経済をどう変えるのか?
6. サービス貿易:「モノ」だけでなく「こと」も国境を越える
7. 「デジタル革命」・「第四次産業革命」は世界経済をどう変えるのか?
8. 企業行動とタックス・ヘイブン:アマゾン、アップル、スターバックスが法人税を余り払っていないってホント?




【学習到達目標】

・ミクロ・マクロ経済学入門で学んだ分析ツールを国際経済に応用できるよう修得する.
・国際経済の概況を知るためにどのようなデータが有益か、そしてそのデータをどのように入手できるかを知る.
・国際経済問題の背後にどのようなメカニズムが作用しているかを理解する.
・各国で生じる国際通商摩擦(貿易紛争)に対して根拠のない感覚や感情ではなく、理論に基づいた客観的な評価を与えられるように経済学的判断基準を学ぶ.



履修上の注意

【特記事項】
1. 大学の方針に従い、この授業は対面授業と非対面授業を隔週で実施し、非対面授業をオンデマンド型授業配信(CCSを通じた教材配信と課題提出)と会議アプリケーション(Teams)を利用して行います。詳細は1回目授業で説明します(この授業のTeams招待コードも開講時に案内します)。
2. CCSの機能(Minute Paper,教材ダウンロードなど)を頻繁に利用するので準備しておくこと。
3.履修前提科目: 「ミクロ経済学入門」,「マクロ経済学入門」,「国際経済学入門」を履修していることを前提に講義を進めます.
4.実際の国際経済から目を離さない為にも,新聞を読み,現実の経済問題と国際経済学との関係について考えるようにすること.



【事前準備学習】

・ 「ミクロ・マクロ経済学入門」の内容を事前に復習して授業に臨むこと.特に「消費者余剰」「生産者余剰」などの余剰分析の手法や「GDP(国内総生産)」の構成要素について基本的な理解がないと修得は困難である。
・「国際経済学入門」で展開した部分均衡による国際経済の分析手法について事前に復習しておくこと。
・毎回の講義で配布されるハンドアウトや資料を講義後すぐに復習し、次回授業に臨む習慣をつけること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書特定の教科書は用いません。
参考書『国際経済学をつかむ(第2版)』 石川城太・菊地徹・椋寛 有斐閣 2013
『国際経済学』 阿部 顕三・遠藤 正寛 有斐閣アルマ 2012
『国際経済学(第3版)』 若杉隆平 岩波書店 2009
『交易の世界史(上・下)』 ウィリアム・バーンスタイン ちくま学芸文庫 2019
『フラット化する世界(上・下)』 トーマス・フリードマン 日本経済新聞出版 2008
『世界経済 大いなる収斂』 リチャード・ボールドウィン 日本経済新聞出版 2018
『国際貿易 グローバル化と政策の経済分析』 ジョン・マクラレン (John McLaren), 柳瀬明彦訳 文眞堂 2020
そのほか有益な文献の紹介のため、講義開始時点でリーディングリストを提示します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

期末試験の成績50%,毎回の授業で提示される課題の提出と評価を平常点(Minute Paper提出)として50%のウェイトで合計得点を評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンスとイントロダクション: 基礎的な国際経済学の分析枠組の復習
2[I]国際貿易の理論 --- 伝統的国際貿易理論の復習:比較優位
3 同上 --- 新貿易理論①:独占的競争と規模の経済性
4 同上 --- 新貿易理論②:消費の多様性と貿易の利益
5 同上 --- 新々貿易理論①:企業の国際化
6 同上 --- 新々貿易理論②:異質な企業の存在と貿易利益
7 同上 --- 重力方程式と国際貿易①:基本的な理論的枠組
8 同上 --- 重力方程式と国際貿易②:実証分析の手法
9[II]現代の国際貿易と企業行動 --- ①地域貿易協定
10 同上 --- ②サービス貿易:その定義と現状
11 同上 --- ③ICT技術と貿易
12 同上 --- ④企業行動と租税回避
13 同上 --- ⑤貿易と環境問題
14[III]スペシャルトピックス--- ①コロナ禍とグローバル化の反転
15 同上 ---②グローバル化の今後
16定期試験期間


【リンク】


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