【講義概要】
本科目は、経営活動の主体となる組織のなかの人間の行動について論じます。つまり、組織を構成する従業員の行動や心理を「組織行動論」の観点から概念的に学びます。そのため、抽象的な議論を中心とした講義になりますが、自らもが属する組織(大学のサークルやアルバイト、家族等)での行動や現象をイメージして考察することで授業の内容も理解しやすくなると思います。また、普段から経済ニュースをチェックするなどして、理解を深める努力をしてください。
【学習到達目標】
講義内の概念を良く理解し、自らの周辺の組織の事柄や問題について論理的に説明できるようになることを目標にして受講して下さい。
【履修上の注意】
本科目は、対面授業とオンライン(【Microsoft Teams】を利用)による非対面授業を隔週で実施します。初回は非対面授業で「受講ガイダンス」を行ないますので、以下のTeamsの招待コードからオンライン授業に参加してください。
授業名:【水3蒲生】組織行動論(行動科学)
チームコード:d3a6cf2
基本的な授業形態は、【対面授業】では90分間の教室での受講となり、【非対面授業】は①講義(60分程度)、②質疑応答、③課題(ミニッツペーパー)の流れとなります。いずれの場合も受講のマナーを遵守し真剣に受講してください。
なお、進捗状況により講義テーマを変更・調整することがありますので注意してください。
【事前準備学習】
日経新聞やweb、テレビ番組(WBS等)をつうじて、日頃から経済や市場のトレンドに関する情報を得ておいてください。授業前日までにCCSの【教材Box】に授業資料を掲載しておくので、事前学習や受講の際にメモを書き込むなどして活用してください。
オンライン授業後の課題(ミニッツペーパー)の提出をもって当該週の出席を管理するので受講者は必ず提出してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『入門 組織行動論 第2版』 開本浩矢 中央経済社 2014 『新版 組織行動のマネジメント』 スティーブン P.ロビンス ダイヤモンド社 2009 『組織行動の考え方』 金井寿宏・高橋契 東洋経済新報社 2004 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
期末試験60%+受講態度40%(課題等)
※期末試験は新型コロナウィルス感染状況によってレポートになる可能性もあります。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 講義ガイダンス | |
2 | 組織行動の概要 | |
3 | 近代組織論①組織の生成と維持 | |
4 | 近代組織論②意思決定 | |
5 | 人間の性質とマネジメント(X-Y理論) | |
6 | モチベーション:内容理論 | |
7 | モチベーション:過程理論 | |
8 | リーダーシップ | |
9 | 組織コミットメント | |
10 | チーム・マネジメント | |
11 | コンピテンシー | |
12 | キャリア・マネジメント | |
13 | 組織文化 | |
14 | 組織ストレス | |
15 | 全体のまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |