【講義概要】
地域発展/農村発展について、他人ごとではなく、自分たち一人一人とつながっている大事な課題だ、という観点で講義を進めていきます。そのために、前半に「自分にとっての地域発展とは?」について思索する時間を設け、それを基に終盤に自分たちで考えた解決策について発表する機会を設けます。
それらの思索を深めるために、講義の前半は海外の地域発展の事例が、どのようなメカニズムで自分たちの地域発展とつながっているのかについて分析していきます。講義の中盤は日本の地域社会における発展の現状をつぶさに見ることで、グローバルなつながりとの連関についての分析を深めます。最終盤には、受講生の発表を受けた上で、グローバルな地域発展/農村発展の方向性や展望について共有していきます。
【学習到達目標】
・地域発展/農村発展が自分自身とも密接に関係している課題であることを理解すること
・自分たちの地域社会が直面している課題が世界の課題とつながっていることについて理解すること
・身近な課題解決が、グローバルな地域発展に資する可能性があることを理解すること
・自分たちで課題解決の方策を見つけ得ること
・それらを理解した上で、地域発展/農村発展に向けての具体的な行動に結び付けられること
【履修上の注意】
受講生主体型の講義で、ワークショップを多用し、プレゼンテーションの機会も設けます。
Teamsの招待コード tb1bplv
【事前準備学習】
自分自身の身近に存在する課題とは何か?感度を上げて考えておいてください。また、ニュースなどにも敏感に。情報の真贋を判別するために、特定のメディアだけに情報を頼らずに、メディア・リテラシーについても、意識し始めておいてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業への参加度を授業へのコメント・ペーパーで測り平常点評価します。加えて、最終盤に実施するプレゼンテーションの得点を加味します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 地域発展に向けての課題を考えるワークショップ | |
3 | 地域発展とつながるグローバルな課題 | |
4 | タンザニアでの事例から考える① | |
5 | タンザニアでの事例から考える② | |
6 | マレーシアでの事例から考える① | |
7 | マレーシアでの事例から考える② | |
8 | 日本社会の地域発展の課題① 上流編 | |
9 | 日本社会の地域発展の課題② 中流編 | |
10 | 日本社会の地域発展の課題③ 下流編 | |
11 | グローバルな課題とつながる足元の地域発展の課題 | |
12 | 地域発展に向けての課題解決策発表① | |
13 | 地域発展に向けての課題解決策発表② | |
14 | SDGs時代の地域発展/農村発展 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |